▷39lion

好きなことを好きなだけ。誰かに向けての文章ではない。

2020/8/15〜16 THE CONVOY SHOW Vol.39「ATOM」

2020/8/15昼夜、16昼

・書きなぐり感想(自分用メモ)※幻覚あり※うろ覚え多数

・本田礼生さんばっかり観てる

・ネタバレしかない&時系列バラバラ

・オリメンさんたちの「ATOM」円盤はまだ見ていない

・通販でパンフ買ったので現在手元にないので、役とか詩集とか違うところ多いと思う

・哲学などについては勉強したわけではなく、「ATOM」を観たあとにネットで調べたものと自分自身の考え方・解釈・妄想などを織り交ぜたものを、ただひたすら書き殴ってるだけ 

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まずは公演開催して頂けたこと、そして観劇できたことに感謝。そして観劇中に哲学しすぎて頭が痛くなるの巻。本田礼生&伊藤壮太郎によるボレロ×コンテンポラリー+「ワクワク」×「来世」=一生観ていたい。哲学者今村ねずみ著書の「ATOM」の本が欲しいです大社長。

 

(Why?の会とか哲学的なことについてはまた別に)

 

IQ2の感想文

M1のラブファントムさぁ!頭サビ終わりAメロで、若手の後ろからバシッとスポット浴びて登場してさぁ!バッチバチに踊るダブルアラサーのねずみさん、意味分からんくらいかっこよくないですか。本当に意味分からんくらいかっこよくて最初から脳みそ溶けたよね。この時点でチケ代約1万円の元が取れている。これ何回言えば良いの?ってぐらい言ってるけど、公演見る度に思うよね。幕が開いてからの1音目、振りの動作の1つ目で本当に圧倒されるんだよなぁ……。

若手が登場で、すごいやばい最高!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!!!!!ってなった後に待ち構える、すごい!!!!!やばい!!!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってなるあの感じ。はぁ〜…すき。そして歌詞の「がまんできない 僕を全部あげよう」で拳を握って腰をクイッと上げる礼生さんに エッッッッッッッrってなる。R18の方じゃなくてセクシャルな方の。


演出的な面で言うと、ステージ上方奥でオリメンさんたちの「ATOM」の映像が流れるのエモいがすぎる。あんなの…!あんなの、泣くしかねぇ。頭の中は哲学で回っていたからシナプスが涙腺に指示してくれなくて涙は流れなかったけど、心はエモさで泣いてた。その後、上からさ、青いジャケットがバトンに吊るされて降りてくるんだけどさ、それもめちゃめちゃに好き。まじで。オリメンさんたちが流れる映像のある同じような場所から、オリメンさんが過去に着たであろう衣装が降りてくるんやで。過去から今へ。オリメンさんから若手へ。繋がりとかさ、継承とかさ、託す、とかさ、そんなものを感じたのでこれまた心の中で大号泣した。

早くFC入会と「ATOM」の円盤を買わなければ。

 

そして初めましての山野光くん。スタイルお化けか!!!!!!手足が長いんよ。あと顔が小ちゃいんよ。スタイルお化け〜!!!長い手足で大胆に踊るから舞台上で映えること風のごとくなんだわ(?)繊細さとか色気じゃなくて、動きがフレッシュでパワーに溢れて度胸があって、こいつァやべェすげェ子が入ってきたな…!って感じだった。大胆で繊細さは感じ無かったように思う(雑というわけではなく)けど、でも体柔らかくて型はバシッと決めてくるからかっこいいし、おっ!と目を持っていかれる感じ。大宮から埼京線で新宿に乗り込んできた山野くん。ようこそconvoyへ☺️

 

そしてバーンズくんアクロ組と一緒にバク転とかしてて、タンブリングの成果!!!って感動した。あと動きに華がある感じでやっぱり好き。サラサラストレート黒髪を振り乱してるのセクシャルで好き。結果、好き。でもやっぱり英語は単語の聞き取りが辛うじてできるぐらいだから、バーンズ英会話教室開いて。できれば教本は星屑バンプの台本で。


あと舞台上にいる至法くんは初めましてで。やっとお芝居とダンスを拝見できたわけですけど、至法くんの声が好きだ。あと緩急の付け方?喋りだしのタイミング?とかも好き。声がさ、優しいのよね。聞き取りやすくて。癖がない感じでスッと心に流れ込んでいく感じ。なんか、素敵なパッパになりそう笑

 

礼生さんのヲタクでツイステのヲタクもやってる方いたら、フロイトって呼ばれた瞬間ビクッてせんかった?わたしはフロイドに一瞬聞こえてビクッてしたよ(笑)でもフロイドするには身長が……アッ


身長といえば(?)フロイトが遅刻した理由が「足が短いからと言われた方が納得できる!」って至法ダーウィンくんに言われるんだけど、ダーウィンも変わんないだろ!って言われて「ぼくは回転数で補っているんだ!」みたいな言い訳したりしてるんだけど結局のところ、足の長い高橋ソクラテスくんやバーンズ=プラトンが足を組み替えたりウォーキングしたりしてる後ろで、足が短い組の本田フロイト、荒田ダーウィン、伊藤カント、帯金デカルトが階段でちまっと横並びしてるのめっっっっっちゃ可愛いし、みんな身長が似たようなもんだから、愉快なカルテットみたいでソーキュートだった…🥰 でもみんなスーツとか着たりして踊ってると足長く見えるから大丈夫だし、ソクラテスプラトンが長いだけだから大丈夫なんだなぁ🥰


フロイトくん可愛い話でいえば、遅刻したことを、ちゃんと謝れよ!って皆から詰められて、終始ふざけた態度でゴメンネェ…ってするフロイトくん傍から見てる(ここ大事)とすんごい可愛いんだわ〜〜おばか〜〜!ゴメンネェ…ってダーウィンのお手手とかをキュッと握るんじゃないよ〜〜あとプラトンには首にチュ😚ってしてるんじゃないよぉ〜〜甘えてんのか〜〜〜??バブなのか〜〜〜???それとも身長が足りなくて首になっちゃってるだけなのか〜〜〜〜?????かんわいいいいいいい🤮🤮🤮🤮ちなみに15日マチネは1回、ソワレは2回、16マチネは1回だった。リップ音〜〜〜!!!

 

山野くんは大胆でもぎたてフレッシュキュアライト(プリキュア詳しくない)✨✨✨✨って感じなのに対してオーチャード組+礼生さんの色気よ。軽やかというか余裕があるというか。動きに柔らかさがあって"大人"感が増してた。山野くんというプリキュアが入ってきたから余計にそう感じた…。そーたろーくんといえば身体表現なので当たり前なのだけど、礼生さん、なんか動きの柔らかさが増した…?元々の、音ハメとキレのある動きと魅せ方と無重力感による軽やかさと滑らかさとアクロやブレイクの大胆さに、柔らかさが加わってないですか…??滑らかさと柔らかさはニュアンスの違いみたいなもんだけど…。この柔らかさはオリメンさんたちが持っているようなニュアンスを感じたんだよね。すんごいなぁ……。

 

などと思ったらボレロ何。ねえ。ボレロ。そして詩集。コンテンポラリー。何アレ。瞬き出来なかったよ。タップでキャラキャラにこにこしてたら、いきなり白と赤の世界への没入。やばかった。なんだアレは現実か…?

 

 

ボレロ×コンテ×”し”

この”し”は詩であり死であり、たぶん私。なんかもう凄すぎて圧倒オブ圧倒で、普段そーたろーって心の中で呼んでるのにボレロの中では壮太郎さんになった。
そもそも礼生さんは精神分析学の創始者で心理学者のフロイトとなっていて、意識と無意識の語りをするので、認識している自分と認識してない自分というか、境界が曖昧なものを語るんですね。そんな人と壮太郎さんの認識や理性、経験的観測とかの自我や境界をはっきりさせるようなことを語るカントという、ある意味正反対な2人が手を取り合ってボレロでコンテンポラリーをするという…。

ボレロってもともと舞曲で、軽やかな身のこなしからvolar(飛ぶ)という言葉に関連があるとされてて、その後ラヴェルボレロが有名になったらしい(らしい)んだけど、飛ぶってさぁ…今回の場合ただのジャンプとかそういうのじゃなくて、境界を飛び越えるとか死の世界へのダイブ的な"飛ぶ"じゃん……。

 

流れで言うと全員でのタップの後、ボレロが小さく流れ始める。椅子が運ばれて礼生さんがそこに脱力した感じで座り、タップシューズを脱がされて裸足になり皆が舞台上から居なくなり、「わくわく」が語られる。語り終わったら舞台上に倒れて壮太郎さんが登場。「来世」が語られる。語り中に壮太郎さんが礼生さんを起き上がらせる。突然ボレロが大きくなり2人の手を取り合いコンテンポラリーが始まり、最後には2人同時に倒れて終わり。なんだけども。


「わくわく」の言い方がもう既に心がここにあるのかが分からない。楽しそうではなく無ではなく狂気的ではなく、うっそりと笑ってる感じ。そこから死生観が語られていくんだけど、

 


"死ぬのは怖くないよ。死にたいとは思ってないし、できれば長生きして、孫とたくさん遊んでから死にたい。死んだらどんな世界が広がっているのか、それを見るのが楽しみだから。でも、誰かが死ぬのは寂しいし、つまらない。旅に出る人を見送るのに似ている。だから、お別れする時は「いってらっしゃい」と手を振る" (ニュアンス)(詩集買わねば)

 


そして心臓が痛いかのように胸を押さえてよろけ、パタリと倒れるんだけど、まず最初に椅子に座って靴を脱がされたその時からもう自分の死を悟っていて、病院で車椅子に座らされたような絵に見え始めて。「寂しくてつまらない」のところは椅子から立ち上がって、椅子に座っている誰かを慈しむような頬を撫でるような感じで。「いってらっしゃい」で椅子を舞台袖に向かって転がすので、舞台袖はもうアチラの世界なんだよね。そこに意識と無意識の話をかけてしまうと、”無意識”は椅子に座っていて、”意識”がアチラへいく”無意識”を見送るということになるんじゃないか、自分自身を見送るという空恐ろしさを薄らと感じた。

礼生さんの、死に向かう人の、すでに無性で、人間じゃないような虚というか朧というか、表現力がもうすごい。言語化できない。


それで礼生さんが倒れ、壮太郎さんが登場して「来世」。

 


"もしも 生まれ変わるなら もう一度 僕になる

君が 僕の目の前を通り過ぎたとき

それが君だと 思い出せるように"

 


この語りの途中で礼生さんの肩を掴んで起こすんだけどつまりそれは壮太郎さんの"来世の君"が礼生さんになった瞬間で。それぞれの物語が重なって、ふたりの人生を色々思い浮かべてしまう〜!幻覚かもだけど、最後の"思い出せるように"のところで通り過ぎようとした礼生さんの手を引いて視線が絡み合ったふたりがハッとした表情を浮かべたように見えたからあの瞬間思い出したんだろうか……ってところでBGMレベルだったボレロが、大音量でドンッと始まって、それまでポツンと白いスポットだった照明が真っ赤に染まるので、情熱的で運命的で、アチラの世界かのような異様な空間だった…舞台上センターに階段があるんだけど、お互いに肩や腕、足を掴んで引き止めている様がさ、アチラへ行きたい行かせたくない、っていうせめぎ合いをしていたのも印象的だった…。

いや、全部が全部印象的だったんだけども……。コンテで何度かする動きがに、2人が向かい合って手と額が触れ合いそうな距離で背中を丸くして真上に飛んでるのもすごい印象的で出会えた喜び表してるのかな…とか、むしろダイブしてんじゃないのか…とか考えちゃうし、ボレロの最後のタララーン!タラララランッって締めでバタンッと2人して勢いよく倒れるんだけど、倒れ方と姿勢がまったく一緒で。

あと体幹お化け〜〜〜〜!!!とかね。急にIQ2になってしまった。いや礼生さんの体幹がやべぇのはチア男子から知ってたけど、改めて体幹やべぇって思ったんよ笑

 

あれ。…………礼生さんと壮太郎さんの倒れ方と姿勢が一緒ってことはもしかしたら、これは来世の君と僕じゃなくて僕の中にいる、意識と無意識みたいな似て非なる同一のナニかかもしれない可能性が出てきたのでは……???

妄想楽しい😂

 

 曲ごとの感想とか小ネタとか色々

・B'z「Love Phantom

冒頭でも言ったけど、この始まりの1曲だけでチケ代分の価値がある。ねずみさんがスポット浴びて若手の後ろから登場するところの他に、わたしが好きなところがあるんだけど、2番終わりの間奏でギターソロがあるところ(分数だと3:25ぐらい)で、∧←この形のフォーメーションになってランダムでターンしていくところなんだ(伝われ)。説明できないけど、なんか好き。エモさでいうと、たぶんこの曲で、ねずみさん礼生さん至法くんそーたろーくんで踊るところが、若手初期メンツ〜〜〜〜!!!!ってなるよね!!わたし星屑バンプ再再演からなので、やっぱりなんか滾るよね……。星屑初演のメンツでさぁ、なんかわたしが観たことのない星屑初演がそこにあるような感じがしてすーごい嬉しかった。

 

タック&パティ「High Heel Blues」

哲学者扮する若者たちが集う時の曲なんだけど、みんなで体で対話というか世間話でもしてる感じの気軽な雰囲気の中、フロイトくんが百合だったかな?を片手にふわふわしながらやってきて、みんなと合流しようとするんだろうけど、みんなからお前ふざけんな!って仲間外れにされてなんだよもー、みたいな感じ。

 

踊り終わって哲学者たちの思想とか名言とかを山盛り盛り込んだコメディパートが始まるんだけど。可愛いところを羅列すると、脚立の下に潜り込んで「暴力反対!」ってちんまりしてるフロイトくんとか。一番はじめに来たけど緊張で出るタイミング分からなくなって、肉まんとお茶持ってずっとトイレに引き篭もった新人くんに対して「なに遅刻してんだよ!」とイキるフロイトくんとか。無神論実存主義の新人サルトルくんが”人間は自らの行動の中で、自らを定義する”理論(?)で「俺が仲間になってやるよォ!嬉しいだろ?!喜べよ!!」って銃をバンバンするから、先輩たちは机で要塞作って「とりあえず落ち着けよ、な?」って諭そうとしたりするんだけど、サルトルの銃が弾切れになった瞬間に「おうおうおう、生意気だぞお前〜」ってオラオラするけど、新人くんがまたナイフ取り出すから慌てて要塞に逆戻りする先輩たちとかネタがベタベタすぎるのとか。15日マチネで投げたナイフが先輩に当たって倒れて心臓マッサージ始めたアドリブとか。「じゃあお前らは嘘ついたことないのかよ!?」って怒ったフロイトくんがみんなの顔をジッと見つめていくんだけど、そのときにそーたろーカントくんや至法ダーウィンの頬に手を添えて、そっぽを向こうとする顔をゆっくり自分の方に向けさせたりとか。カントくんが黒板に集合!って呼び掛けたら遅刻常習犯のフロイトくんが人を押しのけていの一番に黒板前に行ってカントくんに「ち、近い……」って言われるとか。カントくんの認識論(だったかな?)で「人が何かを認識するには時間と空間が作用する」に合わせて黒板でドラえもん書き始めて、ふざけんな!ってダーウィンに怒られたりとか。フロイトくんに出戻りのくせにってボソリと言われたダーウィンが「それはやめて?」って声は優しめなんだけど気まずさというか必死さを感じる掛け合いとか。

 

キリがなくなってしまうぐらいにいろんな可愛いとかネタとかパンパンに詰め込まれてて、どうメモ残せばいいのか分からないよドラえも〜ん!映像くださーーーーーい!!!!

 

 

竹原ピストル「RAIN」

ねずみさんが再び登場するときの曲なんだけど、雷がドンピシャ鳴って「どうもウーバーイーツです」ってねずみさんが扉を開けて、イントロがデッデッデッデッデッデッ、って始まって空気感がいっきに変わるんだよな……それまで若手のみの小ネタでゲラゲラ笑っていたのに、空気が一気に引き締まってさ、ねずみさんの低くした力強い声で「土足でお邪魔してもいいかい?」って歌い始めるのが、有無を言わせない感じでめちゃ強で最高ですね。

 

「じゃあ例えば 今 君の前にいるぼくは 人生で一体 何色目のぼくなんだろう」でねずみさんが指折り数えてるんだけど、礼生さんも思い返すように数えていて。わたしからみた礼生さんは微かにキラキラしている透明なんだよね。とくに幸せそうなお顔で踊っているとき。すごい優しい光が君の周りに浮かんで輝いているよぉ…!礼生さん頭の回転早いし、すごい色々考えて考えて考えて行動して努力できる人だと思っているんだけど、そういう瞬間はただただ踊るのが楽しくて舞台上にいるのが幸せでたまらないって顔してるんだよね。だから透明なんです。たくさんの色が重なって白くなっていく光の三原色的なね。好きです。

 

「ぼくはぼくなりに必死にあちこちを訪ねて回ってはみたけど」で飾りの前輪とハンドルしかないバイクを押して、リズムに合わせてテテテテテテ♪って細かく足を動かして進むねずみさんが可愛らしくてしょうがない。あと、「どんなに大きなカサを用意しても」で全員が全員違う色を持って、くるくる回したり肩に預けて空を仰ぎ見たりしてるんだけど、最終的に傘を差さずに雨を浴びているそーたろーくん最高です。それでこそ そーたろーくん。

 

山下達郎「アトムの子」

はいかわいい〜〜〜〜〜〜〜〜👏👏👏👏👏👏👏👏👏

礼生さんのお顔がきゅるきゅるでな、ぺかーっと笑っててな、かわええんじゃ。みんなでパンチしてるのもコミカルでキュートだし、Aメロ×2→間奏後の「Oh Boy」でおしくらまんじゅうみたいに全員で背中合わせに腕組んで、輪っか作って回るんだけど、足首のクネクネだけで回るからさ、必然的にお尻をふりふりしてるわけよ。かわええんじゃああぁぁ〜〜〜〜!!

 

それでさ、この曲が終わってテンションブチ上がってる若者たちがお互いの名前を陽気に呼んでくんだけど、

ねずみさん「待って待って?!お前らなんて言ったの?」

若者たち「「「アトムだぁ!!٩( ᐛ )و 」」」

ね「違うよその後!」

若「ソクラテスー!プラトーンダーウィン!デカルt」

ね「お前らやばくねぇ?」

って感じで全員の名前弄りが始まるんだけど、15日マチソワはカント扮するそーたろーの弄りが

ね「コントって5回言ってみて」

そ「コントコントコントコントコントォ!」

ね「あんたの名前は?」

そ「コント!…………ってまた親父ギャグかいっ!」

若「(うわぁ……ひっかかるのかよ……さむ…まじかぁ…)」的な雰囲気

フロイト扮する礼生さん「(めっちゃうけてる)」

だったのに、16日マチネは

そ「コントコントコントコントコントォ!」

ね「……………(無言でセンターから立ち去る)」

ねずみさん以外「wwwwwwwwwwww(声に出ない笑い)」

ってボケもノリツッコミもどっちもさせてもらえなくて、そーたろーが(え?!えーーー??!)ってなって1人上手にいた礼生さんに慰めてもらったり、しゃがみ込んだりしてめちゃくちゃ落ち込んでたのが最高に面白くて、舞台上も会場全体も笑いを引きずってしまって本当にやばい面白かった。書いてる今もニヤニヤできるぐらいには最高だった。

 

この後、親父ギャグとかにやたらとうけてるフロイトくんに、ねずみさんが「君仲良くなれそう!そういえば名前は?」って聞くから、目立ちたがりかっこつけの礼生さんが顔を覗かせて、15日ソワレでは、上体を反らせて着ているジャケットをバッ!!と脱ぐんだけど、マイクにぶち当たったのかボタンが大変なことになったのか、バチィッ!みたいな音が鳴っちゃって(あ、やべ、)みたいな感じになって、ちょっと慌てたのも最高だったね!!

 

・郭秀男&馬蘭吟唱隊「勞動歌」

IQ2のところで書いた”礼生さんのダンスに柔らかさを感じた”のがこの曲ですね。自分でもなんて言って良いかわからないんですけど、空気を抱いているような感じというか……。うん。で、この曲で後ろにオリメンさんたちの過去の映像が流れるんだけど、本当にエモすぎる。

時系列忘れちゃったけど、アトムの子前にねずみさんが「あーーーなんでこんな奴らオーディションして一緒にやろうと思ったんだろ」みたいな自虐?他虐?メタネタをしてて、(ここから全てニュアンスで)デモクリトスの原子論から、「人間は60兆個もの細胞でできていて、細胞は分子、そして分割不可能な無数の物質、原子”アトム”であると。ぼくたちはただ唯一で何者でもないアトムであると!」「何者でもない僕らが今ここにいるということ」「僕がいて君がいる!君がいて僕がいる!」と。そして「仲間になりたかったのは、ぼく達の方だ」とねずみさんが叫ぶんですよ。何者でもなかったオリメンさんたちが出会って何かを成して、何者でもなかった若者たちと出会って、必然か偶然か、今こうして一緒になにかを成そうとしていて。過去と今と未来が交差して、それが映像でさらに増長されて胸がいっぱいになったよね。こうしてconvoyに出会えたことにありがとうという気持ちしかない。

 

萩原健一「自由に歩いて愛して」

この曲の後かな???(違う気がしてきた)それまでたぶん外では雨が降り続いていて雷も落ちるぐらいの荒れていた天気なんだけど。ねずみさんに「詩を読め!!」って、詩集やらを大きな宝箱からそれぞれ手に取って、頁を開くんだ。そしていちばん初めに語られるのが(たぶん)ワーズワース「The RAINBOW」の和訳された詩、「虹」だと予想しているんだけど、そこでたぶん詩を読んだことにより、若者たちの人生観とかが変わったのかもしれなくて、雨が降っていた世界が晴れて、虹が架かったんじゃないかと、4日経った今、お風呂に入っているときに思ってなんて素晴らしい流れなんだと感動してしまった。

 

その前の「RAIN」でたぶん最後の方に一度雨は弱まってると思うんだけど、それはねずみさんという道標というかが示されたからかな。地面は雨で泥でぐちゃぐちゃでひどい有様だけど、厚い雲の間から光が数本伸びているような世界観。そこからWhy?の会で討論して何か答えをなんとなく感じたのか、完全に雨があがって虹がかかる。と考えれば、この「虹」を語るオビくんが、タップダンスだからこそ余計に水溜りで遊んでいるような描写にも見えてくるんだよな。最高かな。最高だな。

 

Take6「I've Got Life」

オビくんの「虹」から続いてこの曲に繋がるんですけど、タップする曲です。わたしconvoyでのタップダンス観るまで、タップダンスよく分かんなかったんですよ。カッコ良さとか。すごいんだろうけどよく分からんし他のダンスに比べて魅せ場とかよく分からんし。とね、思っていた時期もありました。ええ。convoyのタップ最高にかっこいいし楽しいよね。そう、楽しいんですよ。手拍子とかできるし、Fuuuuuuu!!!!ってできるし(今はできないけど)。なのでタップの魅力がちょっぴり分かった私。最近実写映画化されたCATSでの推しは鉄道猫です(笑)レールの上でタップしてるんだよ〜え〜好き!ってなって、それもこれもconvoyでタップの魅力を知ったからだな〜と思っていたわけよ。そしたらWhy?の会でCATSの話題少し出てさ、以心伝心……?とか思っちゃったよね(笑)礼生さんエーステでも猫やったし、猫の動作完璧でしたね!!!!

 

それと、終盤で横一列に並んで、順番に技披露みたいなのしてくんだけど、15日のソワレで折り返し2番目だった山野くんが披露して、終わりで3番目(覚えてなくてごめんよ)の方にバトンタッチか!ってところでタタンッ、って何かしたかったのかうっかり鳴らしてしまったのか、中途半端にタップしちゃって、3番目の方は構わずタップしていくんだけど、その隣で落ち込むというかやってしまったー!って感じでうろうろして1番目の方に肩叩かれたりしてて、このすげぇやべぇ新人くんも可愛いところあるやんけ、ってなんかちょっとホッとした(笑)16日マチネの換気タイムのところで噛んで「噛んでないですよ〜ぜんっぜん噛んでないですよ〜噛んでませんったら」って言ってるのもかわええやんけ!!!ってなった。いいよいいよ。そういう隙、出してこ!笑

これも15日ソワレだったかな?横一列のところでねずみさんが折り返し3番目か4番目なんだけど、前の子はタカタカタッタカ技披露するんだけど、ねずみさんがタンッ!と一音で。15日マチネはねずみさんの次の子は気にせず踏んでたんだけど、ソワレ(?)はねずみさんの次から全員タンッ!て一音で、お前も?!お前もかよ?!みたいな雰囲気で最後まで行っちゃって、だめだだめだ〜って雰囲気になってたの面白かったな。笑

 

Maurice Ravelボレロ

すでに存分に語っているので省略。ボレロやべぇよな(無限ループ)

 

ボブ・ディラン「Blowin' In the Wind」

バーンズくんの語り、英語だし、わたし繰り返される「Browin' In the Wind」しか聞き取れんかったよ…(微笑み) 至法くんがアコギ、ねずみさんがウクレレ、オビくんがマラカス、山野くんが鍵盤ハーモニカ弾いてたんだけど、あのときだけあそこは、日曜日のアメリカの、近くにカフェとか公園とかが近くにある広場だった。てか山野くんもしかしてピアノとか弾けちゃう系男子か????多才かよとんでもねぇ新人だな?!

 

RADWIMPS「正解」

みんな言ってるけど歌詞の

”並んで歩けど どこかで追い続けていた 君の背中

明日からは もうそこにはない”

を下手から礼生さんそーたろー至法くんで並んで歌ってるんだけど「並んで歩けど どこかで追い続けていた 君の背中」のところ、そーたろーと至法くんはまっすぐ前を向いて歌っているんだけど、礼生さんだけ、2人の方を向いて歌ってるんだよね。めちゃくちゃ優しい顔してさぁ……。そうなのか。君は2人の、そして今そこには居ないけど、convoy若手のみんなの背中を追っていたりするのか、今でも、一緒に切磋琢磨して一緒に成長してきて、それでも追いかけて。ずっと観続けたい…。

 

玉置浩二「カリント工場の煙突の上に」

絵画であり宗教画かな????と思ったよね。あのジェンダーレスな感じのロング丈の白いシャツを綺麗に着こなせる男たち……。素肌の上に直で着てダンスしてるから、ときどきチラリズムしてるんだけど、その美しさといったら……!!!!この曲で幸せそうな透明な礼生さんとか無な礼生さんとかがむしゃらな感じの礼生さんとか幸せそうな透明な礼生さんが拝めるんだけど、そんな表情で腹筋とか背筋を見てしまったら、背徳感というかさ、シャツも長袖で肌が見えないようになってる中でそういうのを見てしまったら神聖な者の神聖な行為を見てしまった感じ……?すんげーの。なんかもう尊い。礼生さんの幸せそうな顔見てるだけで浄化されて世界に平和が訪れるんだわ。(IQ2)

そんな彼らが最後にさ、センターに集まって、幕も彼らがぎゅっと集まっているサイズに閉められるからさ、あれはキャンパスなんだよね。Why?の会でここは人間にとってはガラクタの倉庫かもしれないが、ここに住んでいるブラザーサン(猫)シスタームーン(猫)にとってもガラクタの倉庫なのか?という問いかけへの討論の最後に、「視点を変えれば世界は変わる」「ほら!ほら!」ってねずみさんが何も描かれていない額縁だけを持ってきて世界をキャンパスに収めるんだけど、それと重なって、幕が額縁になるから、彼らは絵画だし宗教画なんだよね……。それとシャツの胸の部分がステンドグラスみたいだから、教会に飾られてる感じもするし。

 

あと全然本人のエピソードと関係ないだろうけど、歌詞に「僕が今でも泳げないわけは 川で溺れたあいつのせいさ」がさ、礼生さん泳げないからさ、この曲の寂寥感と重なって悲しい気持ちになってしまうよな……いや関係ないだろうけど、え…?って一瞬なっちゃったよね!というか、礼生さん含むみんなの曲への感情の込め方とか身体表現の上手さで、カリント工場の煙突の上にの世界に飛び込んでしまうんだよな。そうなのよ、この曲の寂寥感と何かに縋り付きたいかのような必死な感じの表現とは反対にとてもとても幸せそうな顔がさ、力強くありながらもセピア色の物悲しさもあって、この風景は忘れられないな、と思った。

他だと「風に揺れる万国旗を見ながら」のそーたろーの風に揺れる万国旗を指差してる振りが好きです。

 

 

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うん。とりあえず全然書ききれないし、自分の中でもまとまってないこと多すぎるので、一度閉幕。思いついたりまとまりしだい何かしらメモがわりに書く。と思う。