▷39lion

好きなことを好きなだけ。誰かに向けての文章ではない。

殺陣語りVERSION本田礼生さん

最近の趣味は本田/礼生/沖田/一期一振/いち兄/本田一振/殺陣のワードをツイッターで検索して栄養素を得ることです。健康に良すぎる〜〜〜〜!!!!こんな短い期間で役者本田礼生のドドドドド最高殺陣浴びたのでなんとなく文字にしたかったなどと述べており・・・・こんなことになりました。中身もなければ考察もたいしてない。


本田さん出演映画2作品について軽率にネタバレするよ〜〜!
ゲーム刀剣乱舞については、そもそもソシャゲ苦手なのと、ゲームシステムと反りが合わなかったので全然続けられない/アニメ・劇場版系はたぶん全部見れてる/ミュは未履修/舞台は天伝のみなので無知でも許して欲しい



仁義なき幕末-龍馬死闘編- 沖田総司(以下仁幕)
映画 刀剣乱舞-黎明- 一期一振(以下黎明)
で同ジャンルでタイプの違うはちゃめちゃに強い殺陣観て、こんな贅沢なオタク他に居る?!本田さんのオタクでよかった!!!!!!!!!とバカデカボイスで叫びつつ、殺陣一瞬すぎるんだが?????もっと見せてよ(血涙)してるわけなんですけども。まあ、そんな一瞬でも殺陣がすごいって方方で称賛されているのすんごい嬉しいよね!!

 

 


まず本田さんの殺陣(アクション)歴史を、観て覚えてる範囲だと、
その他:テニミュ菊丸ラケット
※テニスのラケットはときどき刀になるので一応笑
長物:オジマンディアスの杖
短:エーステ三角のスカイ短剣など


2020年1月舞台「鬼滅の刃」冨岡義勇役
2021年1月〜3月舞台「刀剣乱舞」天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- 一期一振
2021年8月舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆 冨岡義勇役


2022年3月アクダマドライブ 殺人鬼役(ナイフ)と来て、今回の2023年仁幕、黎明とくる。


そして2020年の鬼滅の刃で初めて日本刀を握ったのだと言う。
仁幕、黎明の撮影自体は2022年だから、だいたい3年程度の殺陣歴になるわけ。


わたし自身殺陣を見慣れてるわけじゃないし知見もないから、完全に個人的な見解だけどまあいちファンの推し語りであり、コメンテーターでもないから許されるので好き勝手言います!!!


初手から最高すぎる。


そもそもブレイクずっとやっててアクロバットもくるっくるで踊れるという身体能力体感オバケだし、小道具の扱いが天才的に上手い。ラケットとか短剣をひょいと投げてくるくる回してほんと体の一部と化してるから、むしろ落とした時にとかにニッコニコになっちゃう、ごめんな。いやでも本田さんのオタクならこの気持ち分かると思う。


そんな感じで来たから、鬼滅で初殺陣ってきいてまじ?!ってびっくりしたし、初殺陣でもクオリティーには期待しかなかったよね!本田礼生ぞ????みたいな。それって・つまり・ということは、「本田礼生の刀殺陣」を生まれてから成長期青年期成人期そして熟成期とかとか全部余すことなく堪能できる…ってコト?!
と思ってた時期もあったかもしれない。
成長期は舞台上に存在してませんでしたね。やはりというかなんというか。冨岡義勇強ぇ〜〜〜〜〜!!!!って思ったもんな。プロってすげぇ〜〜
初演鬼滅の冨岡さんはvs竈門兄妹で刀対刀じゃなく圧倒する役だったので何期に入れるか迷ったんだけど、一期一振を通した今だから初演鬼滅は青年期!って思うけど、当時は成人期をいきなり見せられた感じがあったね!安心安定信頼進化の本田礼生\よっ!まってましたー!!これこれぇ!!/が目の前に期待通りに当たり前のように繰り広げられる。幸せだね。


初演鬼滅の本田さんの殺陣は流麗!!まさに流れる水の如くの殺陣!!さすが水柱様!!って手紙に書いたけどまさにそうだったと思う。錆兎役の方が本田さんの殺陣師匠的な立ち位置を担ってくれていたんだけど、錆兎が力強く漢らしい殺陣が対比としてあったから余計にそう思えたんだろうな。くるっと回りながら切る、みたいな動きと動きの間にある繋ぎに、違和感もぎこちなさもなく、水柱らしく速くて強い綺麗なキレのある殺陣を魅せてくれたわけだ。


そしてついにやってくる舞台刀剣乱舞天伝ですよ。もはや熟成したな???と錯覚するほど。この一年でなにがあったんだレベルで成長してたし公演の中でもどんどんスピードあがってて遡行軍の桃さんとの殺陣すんごかったね。本体いつのまに左手に持ち替えたの??だったからどうやってるのか分かろうとするためにめちゃくちゃ見返したし、視聴率200%のおしりもめっちゃ見返した。奇跡のまあるい綺麗なおしり。


めちゃくちゃ速い殺陣だっていうのはもちろんなんだけど、わたしはこの時から本田さんの止める技術がすごいなぁ思っていた。切った後の刀が全然ブレてなかったよね。きちっと止まる。ブレさせないっていうのはすごい大変だと思うのよ。止めるって単純に力がいるし、でも余計な力がはいりすぎたら動きもぎこちなくなるし遅くもなるリスクがあると思う。それに一期一振の刀としてはちょっと違うんじゃないかなと思うし。キレのある速さと太刀の持つ力強さ、そして殺意とが見事すぎるバランスで存在してた。加えて立ち姿や言葉は優雅で、優雅さの中に味方には優しさを向け、敵には冷徹な刃のような鋭い冷たさがあった。想像していた一期一振がそこにいて、秀頼様と対する時には人間味も見えて、すごかったなぁ。


座組みの環境も殺陣ができる方ばっかりでそれも急成長の一助になったんだろうなぁ。ありがたいことですな。
そもそも刀殺陣2回目の舞台で、刀剣男士で、座長で、IHIステージアラウンドで、3ヶ月シングルキャスト100公演ってもはやよく分からんし、そうこれはーー伝説ーー


鬼滅2作目は、圧倒的ヒーローの登場(走って駆けつけ一太刀いれて納刀、少し振り返るという安定した冨岡登場)してムッてして会議で遠いところでポツンとしてるんだけど、羽織りさばきがとんでもなくプロなので、一期一振の極でマントばっさばさして布プロして欲しい。映画だったら八嶋さんとイイ笑顔浮かべて欲しいし、舞台でもなんでもいいけど粟田口全員出陣して!!!!!!!
ちなみに冨岡さんなのでパワー!!!より速さって感じ、するると流れるような殺陣のイメージ。続投して絶対に冨岡vsあかざの無限城対決してくれ!!!本田さんvs青木の陣くんおさなな対決!!!!頼むぜ末満さんはじめ関係者各所様様。


そんな感じで本田さんの殺陣に魅せられて、また魅せてくれと渇望し、映画で一期一振として顕現するよ!沖田総司するよ!と言われて首を長くして待ち続けた現在。


まずは仁幕で沖田総司の殺陣を見せつけられたわけだけど。沖田くん怖っと思うと同時に新撰組ファーストで大切に思ってるからこそド強くて冷たくてサイコパス感があるんだなぁ、と思った。過去二回の殺陣はさ、(鬼滅)人間対人外、(刀剣)人外対人外ときてて、初めて人間対人間の殺陣なわけで。沖田くんの殺陣は人間相手の殺陣だなと思った。人外を殺すときはちゃんと殺さないとダメなんだけど、人間って、しかも医療機関が発達してない幕末だと一太刀浴びるだけでも動けなくなるし出血多量で死んでしまうから、殺し切らなくても大丈夫なんだよね。だから、語弊だろうけど今までと比べて切りが浅くて軽い感じがある。殺意だけはバチバチに高いから余計にサイコパスみがあるのかもしれない。でも軽くとも急所を狙う技術が凄いみたいな話。大友切ったとき動けなくして痛めつけるための太ももを切るのうわぁと思ったね。わざとじゃん。あとでちゃんと相対して殺すためじゃん。怖いね^^


映画だからかな?もともとキレッキレで速くて殺意があって強い!みたいな殺陣なわけだけど、舞台で生を観るのと違って、映像だから細部まで見ることができるし何度でも同じものを見れるから、キメというのか止めというのかがバシッと決まっていて、コマ送りにしてもスローにしても毎秒ブロマイドにしても綺麗に取れるし、特に人を切る前と切った後のピッと止まるメリハリがとんでもなくある感じがある。舞台だとそれがどう作用するのかは分からないけど、少なくとも映像ではより明確にキレと余裕と強さとが現れてるんじゃあないだろうか。


聞いたところによると沖田くんが使ってた刀は菊一文字則宗らしい?けど、ぱっと写真を見た感じと、天伝で見た加州清光の刀ってどちらかと言うと真っ直ぐな刀身だから、突きとか殴打系の立ち回りになってくるのかな、と思った。天伝を見た
世界線の人間なので、沖田くんというとやっぱり松田さんの清光の元の主なわけで。で、天伝清光の殺陣の印象って個人的には野球バットとか鉄パイプだったから、清光の殺陣の起源はここかぁ^^って妄想にニヨニヨしてた。


それはそうと沖田くん最高!!!!!!!沖田総司強すぎたな。強すぎたし新撰組が好きすぎた故に、裏切り者の大友と繋がってるそもそも敵の村田に対して「ほ〜らほら」がサイコだったね。しょうがないね。めちゃくちゃ怒ってるからね。
サイコパス/狂気ってところに目を向けるとさ、新撰組では沖田くん、令和組では伊達がそうだったけど対極なのがおもしろいよね。沖田くんは新撰組を想いすぎてという外に向いた狂気だけど、伊達はただ自分の悦を求めての内にある狂気だもんな。高梨に切腹が命じられて自分の刀を差し出すのも、怒りを刀に託して自分では手をかけられないけど・・・みたいなところもありそうな気がする。ところでめちゃくちゃ話逸れるけど、介錯ってめちゃくちゃ難しいって聞くので、大友よく一回で介錯できたね…?本来介錯は首の皮一枚残すのが作法らしいけどまあそこは置いといても、ね〜〜運かセンスがありまくってたのか沖田くんの刀の切れ味が極だったのか・・・


ていうか小野さんの原田・沖田のコンビ最高すぎない???信頼しあっててライバルっぽくもあり、年下である沖田くんに兄貴っぽさを醸し出す原田、それを見守り後ろでどっしり構えてる土方さん。最高すぎる。沖田くんめちゃくちゃ好きだし小野左之助の顔面良すぎて困る。こんなかっこよくて可愛いコンビ抱えてる土方さんズルすぎるが??土方さんも土方さんでド渋くて良・・・・。今回の新撰組癖ですわ・・・。舞台だとめちゃくちゃ戦うらしいのですんごく観たいけどタイミングあるだろうか・・・。


そして黎明の一期一振〜〜〜!!!パワー・ロイヤル・SATSUI〜〜〜〜!!!!まだ一回しか観れてないからもっと舐めるように観たいからはやく円盤欲しいですな。ひとつひとつの動きを細分化してニヤニヤしたい。
天伝のときは本田さん自身の身体能力を生かした殺陣も付けられていたし、速くて止める技術の高く、太刀としての重さがある感じ。品はあるけど、ロイヤル感より本当にただ太刀である、って感じ。でも黎明の一期一振では突きがより際立ってて、より容赦の無さがえぐかった!!重くて余裕があって容赦がなくて絶対殺すマン。殺意極めてて最高〜〜〜!!!!!!!!なのに一期立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花一振♡♡♡


いち兄♡穿って(うちわを振る絵文字)


ウォーキングしながら倒してくのなに〜〜〜笑笑 遡行軍さえいなければレッドカーペットでしかなかったわね。んで見下すような冷たい視線と兄弟仲間たちに向ける試慈愛に満ちた笑顔・・・思い出される天伝の小首傾げ微笑み一振・・・。最後の渋谷での堀川くんとの殺陣、僕も邪道でね、と縦横無尽に動く堀川くんに翻弄された敵の隙を絶対に見逃さずに倒す一期、めちゃ良い最高ありがとう〜〜!!現代に出陣したメインの刀剣たちの中で、髭切膝丸は人も鬼も命は命、斬る必要があるなら斬るだけだよ(兄者の言う通りだ!!)みたいな人外神様ムーブで最高だったけど、堀川くんと一期一振はただの必殺仕事人でしたわね。最高でしてよ。必殺仕事人が世話焼きで兄弟ファーストで慈愛なのめちゃくちゃ癖じゃん。ギャップに惚れてまう。


あと刀剣オールスターズで思わず心の中で雄叫びをあげたわけですが、弟たちと出陣させてもらえるならもっと共闘みたかったよね〜?!?!?!こんなに焦らすってことは粟田口オールスターズが未来で待ってるってことでおk????頼むわよ????慈愛一振も翻弄され一振も優美で雅な刀たちとのんびり一振も年上刀に甘やかされそうで甘えない一振も全部観せて〜〜〜〜〜〜〜〜????????言霊言霊ァ!!


映画についてはわたしは普通に楽しかった!考察するときはめちゃ考察するし、全然しないときもうっは〜〜楽し〜〜〜!!で軽率にイイじゃん!ってなるタイプだからなんのもやもやもなかった!
そもそもゲームでストーリーはあってないようなものでそれぞれの考察、妄想、調べた/見た史実を参考にしたりして、みんなが思い思いに物語を紡いでるんだから、余白がありすぎるのも特に問題はないかな〜。物語を歴史を紡ぐのはあくまでも人間ってことで人にフォーカスを絞るのは映画だからこそだしたぶん。それはそうとして刀剣男士もっと見せて〜〜〜〜!!!!せっかくの高画質高音質なのに🥺🥺🥺はあるよね当たり前!まあいぶきくんとことねちゃんのシーンは長かったように思うけど(笑)


まあ、三日月のハァイ😉も面白くていいじゃん❣️お茶目でちょっとうz()……可愛いおじいちゃんだったし、山姥切国広は特筆することある?ってぐらい山姥切国広だったし、山姥切長義は刀剣界の大谷選手か?ってぐらい最高峰の山姥切長義だったしあれはズルいし、源氏兄弟はでっかくて笑顔がかわいい人外兄者とでっかくてちょっと無骨でシェパードみがあってとても良いだったし、へっしーLet's go Tokyo♡だったし、必殺仕事人堀川くんと一期一振まじで癖だったし、現し世の存在とは違うんだなみたいな雰囲気醸し出してくる小烏パパと骨喰くんもとってもバランサーで良いじゃん!!


でもオタクは強欲の付喪神だから最高仮の主たちとのスピンオフがないと、想いの力で暴走しちゃうから円盤で頼むぜよ。日本の夜明けはスピンオフがあれば明けるよ!!!!頼む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今こそ想いの力じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!


そういえばハリウッドスケールってなってたけど、なにをもってハリウッドスケールというのだろうか?しかし特番でVFXの技術者がキャプテン・アメリカとかやってらっしゃる方でMCUのオタクもしている私としては大興奮だったね!!!というか、黎明ってアベンジャーズ/インフィニティー・ウォー(IW)とアベンジャーズ/エンドゲーム(EG)じゃん!!!!て途中から思っちゃった(笑)
くっそ雑にまとめるとIWで敵の指パッチンで宇宙の生命の半分が消滅して、量子世界をなんやかんやして過去にタイムトラベルして指パッチンの運命を変えて、消滅した生命(ヒーローたちも含まれるよ)が復活するっていう・・・・・審神者になり得る人たちの想いを奪って刀剣たちが消えたり(山姥切長義)地味になって、呪いを斬って、刀剣たち復活してアベンジャーズ・アッセンブル!!じゃん・・・・???・・・ヒーローたち歴史改変してんな・・・草です。


ぶった斬るけどもう何を言おうとしたかわからなくなったのでやめます!!ありがとうございました!笑

舞台「アクダマドライブ」殺人鬼/本田礼生さんをひたすら語る

舞台「アクダマドライブ」
3/13@品川プリンスホテル ステラボール
ソワレのみ+のちに初日アーカイブ
3/26@COOL JAPAN PARK WWホール
マチソワ(両公演リピチケ)
3/27@COOL JAPAN PARK WWホール
マチネ、ソワレ:大千秋楽+配信アーカイブ
他:アニメは2月に初視聴、観劇後に2回目視聴/漫画36話まで読了

※ネタバレ考慮は一切してない。全部喋る。
※思いついたままに時系列関係なく書くアクダマなので懲役306年。
※舞台感想とアニメ感想と深読み妄想が混在する。

※赤だァ…❤️only

ふーん、ロスじゃん

舞台「アクダマドライブ」大千秋楽を終えて早数日。ふつうにロスです。アクステがない日々なんて…!殺人鬼の狂いで寿命が延びてたところあるので、現状大楽のアーカイブスクショを見返したりパブサで感想漁ったりして凌いではいるもの、カンサイ劇場のウサギちゃんとサメくんの前説が終わった後の””ドゥブーーーーンッッ””って爆音から始まるエンターテインメント舞台と推しの狂いを生身に浴びせられちまったからには足らないものが確実にあるのでずっとお腹が空いてるよ〜〜。赤をくれぇ〜〜〜!!

ところでOPの鈍色の本田殺人鬼礼生さん見られました?!私がカントウで見た時と違って「その身に刻め 君のStory」で頭抱えるようなダンスに変えられていて、めちゃくちゃ悶えた……殺人鬼が血の赤を見て衝動に溺れかけてるみたいな感じのヤバさが垣間見える感じ良すぎるし、「戻れぬ時を切り裂いて」で左手に巻かれた包帯にも顔寄せてたり、床ブッスー切り裂いてたりして殺人鬼の魅力を大爆発させてて、その恐ろしい魅力という名の拘束衣に包まれるしかなかった()ので定点止められませんでした。引力の強い男だよ本当…。あと何度も言うがジャズダンスやバレエ要素を併せ持った礼生さんの殺人鬼のダンスそして殺陣、ばちばちにダンスのうめぇ集団の中にいても、キャラ特性も相まって”異質”で好きがすぎる。

再演して欲しいですねぇ、本当にね、同じキャストで来年3月によろしくお願い致しますよ、その時には客降り解禁されてて、通路を一般人ちゃんの赤い天使の輪を辿ってフラフラ歩く殺人鬼ちゃんに心の中で恐怖と歓喜に悲鳴をあげる準備はできてるし、なんならそのフラフラ歩くとき基本無言なんだけど、時々「赤…ァ、……ふふ……」ってマイクで拾わないぐらいボソボソ言ってて欲しいまで妄想してる。あとシンカンセン落とされて処刑課にアクダマはどこだ!?ってライト当てられて「わたし一般人なんです…!」って首ブンブン振るかそれとも「見つかったァー!😱」ってチンピラみたいなノリで頭抱えるか、どっちにするか再演までに決めとくから!!!!!ウサギちゃんもカテコ挨拶で「また次回✋」って言ってたし!!!!

せーの!コトダマドライブ!

 

お口の話していいですか?\いいよー!/

前提として礼生さんのお口って広角がクッて上がってる可愛らしい笑顔の持ち主で、ジャズダンスとか色気というか艶を出すときに見ることができる綺麗な弧を描くスッとした笑顔(殺人鬼が拘束されてるときの感じ)、がメインスマイルとしてあったんだけど、今回のアクダマドライブで歯を全部見せる感じの笑顔というか、無邪気の邪が愉悦の中に織り込まれた、なんとなく怖くてなんとなく気持ち悪い、愉しそうな笑顔が存分に見れて、感謝歓喜感無量。

なんとなくの感覚でいうとカントウは艶の方が表にあった気がしてて、カンサイは無邪気さが表によく出ているような感じがした。どっちも好きだーーー。どっちも恐ろしいし、どっちも殺人鬼だと思う。原作殺人鬼が目を細めて底冷えするような表情をしてるときの笑顔は絶対に艶側。

 

殺人鬼ちゃん覚書2

本田殺人鬼礼生さん愛してる覚書。前回書いてる記事から時間を経て、抱いた感想の違いとか追加で思ったことを脈絡なくズラズラズラと並べ立てるだけ。

  • 🩸「赫赫」これ、”カクカク”の変換で見つけたんだけど、赤が”四”つ並び立ってる時点で殺人鬼のための漢字だし、赫赫で調べたら「赤く輝く様子。熱気をさかんに発する様子。功名などが著しい様。」だって。すごくない?殺人鬼が見てる赤い天使の輪とかまさにこれだし、アクダマ界隈だと推定懲役967年は功名著しいじゃん。怖。読み方もさ、赤に狂ったときの殺人鬼の挙動のそれだしさ。殺人鬼を表す漢字として、「殺」「赤」「詐欺師」の次ぐらいにいけるよ「赫赫」
  • 🩸「赤い血、”見ちゃったし”」の声色の変え方やはり最高。その前に喧嘩屋に大丈夫?的な感じで体をポンしたときに着いた血にちょっとグッてなった後の”見ちゃったし”、声に悦が混ざってて良かった。カントウのときはいきなりイケボで喋らんでくれる?!😡軽率に惚れるやろ?!😡って感じだったのが悦が混ざったことにより(えっ…怖…)って感じになって引いた。あとそこの殺人鬼vs師匠&弟子のところで弟子にノールックナイフ突きつけは手を叩いて喜んじゃった。アニメでは弟子の瞳の色が赤で綺麗だねぇ、って言ってるけど舞台ではカットされてるので、弟子の頭を戦闘中にひと撫ですることで回収されててお見事でしたね!
  • 🩸ナイフの扱い天才すぎ。シュルシュル回したり指でナイフ回ししてるのも器用すぎて扱い方天才なんだけど、兄妹救出後の一休みの場面で雨でめちゃくちゃ丁寧にナイフ洗ってるのとても良い。ナイフ一本一本に名前つけてるって情報仕入れていたので、こういうところでナイフ大事にしてますよ〜〜〜〜〜って表現されてるの見るの楽しくなっちゃう。すっごい丁寧にパシャパシャ洗って服でキュッキュ拭いてるの可愛いよね。
  • 🩸拘束から解放されたあとの「んん〜」って伸びてる声が大きくなってにっこりしたし、その後の黒猫にかまってるとき、逃げられてドシャって崩れてたり、後ろ足掴んで引っ掻き攻撃受けてたり、激しさがカントウより増しててにっこりした。
  • 🩸”一般人の小さな赤い天使の輪を見つけてすぐの時、ちょっと奥に引っ込んでジッと一般人ちゃん見てるの、肉食動物が潜んで獲物を品定めしてる感じで怖いよね。おそらくこのときすぐ殺すかもうちょっと待つか考えてるんだぜ。”って前の記事で書いたんだけど、追加で、ナイフがあるところを服の上からギュッとしてるし、チンピラ喧嘩屋のわちゃわちゃよりジッ…と一般人の頭上見てるの、まじで今すぐ殺すか待つかを品定めしてるのが私の中で確定した。怖いネ。
  • 🩸喧嘩屋と荷物運んでる時に絡みに行ったハッカーには無視されるけど、医者は殺人鬼の頭をバシッてはたいたり、医者の肩にコツンっとしてる殺人鬼の頭を、肩をぐいってやって頭から離れてるの、医者最高だなって思ってた。粗雑に扱われる殺人鬼と、扱う医者。健康に良い。あとさ〜、シンカンセンの中で「赤だぁ〜」って喜んで赤にへばりついてたりしてるとき、三角ポーズみたいな感じでお祈りしてたり遊んでるな〜!ていつも楽しいんだけど、殺人鬼が赤に向かって指揮者してる流れで医者の方にそのまま指揮者被弾させてたんだけど、医者が!医者が!指揮者返ししてて普通に萌えた。いしゃーーーー!!!!!
  • 🩸ハッカーに「僕より軽い自信あります?」って一般人が言われてるときの殺人鬼は真顔でハッカー見てて怖くない?だったけど、兄妹を金庫から出して喧嘩屋が俺は離脱するぜ!って兄に詰め寄って、一般人が喧嘩屋と兄の間に割って入って挟まったときに、当たり前のようにナイフ構えてるし、喧嘩屋が一般人から本当に離れてからようやくナイフ収めるの怖くない?独占欲がすごい。ハッカーも喧嘩屋も暗くなる前におうち帰りな????
  • 🩸シンカンセンに侵入して一般人とチンピラがセイセイセイセイ💪💪ってやってるのは可愛いね癒されるね!もっとやって!だけど次に殺人鬼とチンピラがセイセイセイセイ💪💪してるのはちょっと意味が分からないし、殺人鬼のセイ💪の挙動がデカすぎ激しすぎもはやブオンブオン💪でチンピラが困惑してるのまじで中の人の”邪”に振り回される”純”でめちゃくちゃ笑う。そういうのもっと見たい。
  • 🩸「雨雨降れ降れ母さんが〜♪」とっても良い声だね♥️フルで歌って♥️音源化してうってくれても良いですよ♥️東京のときは綺麗目に歌ってる印象あったけど、大阪の時はなんとなく幼さが追加された歌声のような気がした!殺人鬼は歌とか興味ないだろうに「あめふり」を始めとして童謡は知ってる気がするの、幼少期のお母さんに聞かされてたんだろうか…って妄想が膨らむよね。動揺とか童話って実は怖い…とセットみたいなところあるので、「あめふり」はどんな怖い話なんじゃろな、と調べて見たんだけど、殺人鬼が雨にわざわざ打たれてるのはなるほどそういう…?みたいな納得をしてしまった。よくできてんな…。ただ動揺の少女のように悲しんでる訳じゃないのがここの話の肝…。そして一般人は傘を差し出した男の子だったりとか…?妄想捗る〜〜😌
  • 🩸医者の縫合すごいね足くっついたよ詐欺師見て見て♥️アピがすごい。ママァーーーーー!!!ピカピカの泥団子見てぇーーー!!!(違)
  • 🩸運び屋と共闘(仮)してるとき、運び屋に首根っこ掴まれてるの、カントウのときは急に屈ませられて自分の意思じゃなく起き上がらせられたから腕がプランってなってるように見えてたんだけど、カンサイでめちゃくちゃ運び屋の腕振り払ってるの見て最高だった。プラン話し合ったんやろな…可愛いな…
  • 🩸わたしがレーザー作った人だったらこんなにレーザーとシンクロしてくれてめちゃくちゃ魅せてくれる演出家と役者おったら1億イェン振り込んじゃうね。
  • 🩸「出てきてよ…詐欺師…」いきなりイケメンボイスで喋らんといてくれる?!?!?!何度でも言うぞ。いきなりイケボで(略)?!軽率に惚れるし、惚れるけど、、、一番怖くね?って思っちゃうな。狂ってるのはもちろんめちゃくちゃ怖いんだけど、分かりやすいといえば分かりやすい狂いの怖さじゃんあの怖さ。でもそこで理性的で懐柔しようとしてきてごめんよ…って説得してくる殺人鬼、底が見えなくて怖いよ。
  • 🩸自分を守らない倒れ方で死んでてまじで呼吸してないんじゃないかと心配になる。わずかに息して上下するのが分かって良かった。それくらいガチだから生存確認できて助かった。
  • 🩸一般人の夢の中の殺人鬼ちゃん、ずっと迷ってて可愛いさんだね。でも「(デバイスのマップ見て)どこだ〜?…👉【フットの照明】あれおかしいな(頭ポリポリ)…(デバイスくるくる)えっと、こっちだよな……👉【フットの照明】」または【サイドのスピーカー】みたいにずーーっと小ボケして喧嘩屋にぶつかって謝って足をめちゃくちゃ引き摺って退場してるの、狂気の後だからギャップというか「何???????ww」みたいな感情になるよね。カオスだな〜〜!
    でもでも、あれって一般人の理想的な世界の夢なわけで、チンピラ喧嘩屋医者は和気藹々と友達!ってピースフルなのに、平和な殺人鬼はアクダマ達と何か話すわけでもなく道に迷ってるまま終わるじゃん。ということは一般人は、殺人鬼のことを孤独でずっと迷子の子供のように見えてるんだろうか…みたいな。殺人鬼は子供のまま大人になったっていう解釈とわたしの解釈は違うんだけど、一般人はそっちの解釈なのかな。一般人に冷たい顔見せないもんな…。一般人に見せる顔は、基本的に無邪気で子供っぽくて役に立っておきたくて綺麗だなぁ詐欺師すごいねぇ、だもんな。最後にどちゃくそ狂うが。でもあんなに自分に協力的で好意を抱いてくれてた殺人鬼が激狂ってずっと殺したかったって襲われても、すぐに理解できないし一般人が見てきた(見せられてきた)善性(?)の部分を信じたい気持ちはあるだろうから、そういう解釈、分かる。それもそう。殺人鬼、まあまあ一般人の顔見て会話してないしな。
  • 🩸ライブ終わってカーテンコールで全員で礼して、ハケて、一般人が最後に残ってからハケるときに、並び順的にそりゃそうなんだけど、殺人鬼と運び屋の幼馴染が曲に合わせて一般人ちゃんの方を示すの、寿命が伸びたね。鈍色の幼馴染の運び屋陣くんとハイタッチでも1億年と2000年前から生きた…世界が平和になる…LOVE&PIECE Forever…💞

 

【求】殺人鬼の気持ち悪いお顔のステショ

ないのなんで???

 

殺人鬼の服装とか鈍色から感じたもの

※解釈という名の深読みしすぎて横道に逸れる妄想でもある。

・殺人鬼たまご化事件(笑)について真面目な理由づけをすると、あれって処刑課と戦って赤をみて興奮したから気を落ち着かせるために手っ取り早く白で視界を覆ったんじゃないかな、って思った。ただの余白部分の遊びというだけの説も濃厚すぎて何も言えん(笑)が、でもわざわざ白を身に纏ってるのも、赤がより鮮明に見えるっていうのと、逆に白で気を落ち着かせられるってのはありそうじゃない?

・鈍色Wheelsで「戻れぬ時を切り裂いて」のところ、最初は包帯が巻かれてる左腕を袖から出して顔寄せてて、2回目は床にナイフをブッ刺してグリグリしてるんだけど。左腕の包帯はまあ自傷してるんだろうな、って感じじゃん。実際は過去に囚われるな的な歌詞なんだろうけど、「戻れぬ時」ってつまりは過去で幼い頃っていう解釈を取った場合、赤が足りなくて、でも昔はそうそう人を殺せる技術とか知恵があるわけでもないから、やっぱり最終手段として自傷ってなるよなっていう納得感。
そもそも幼い頃は赤の衝動を理解してないだろうから、この自身の中から生まれるこの気持ちは何?から始まりむしゃくしゃして体を引っ掻いたら血が出て…みたいな繋がりがあるだろうし、最初の殺陣は母親であって欲しいじゃん?!そこで赤の衝動の正体を知るとか、天使の輪を初めて見たとかであって欲しいじゃん殺人鬼というキャラクター的に!!赤の衝動を自分に向けていた自傷の包帯と、別の人に向け始めた赤、ってわけで、包帯は明確な自他の区切りのアイテムなんじゃなかろうか。というあれ。

・それで2回目の床ぶっ刺しナイフはさ、あれ妙に動きが子供染みてるような印象受けません?子供が無邪気に蟻の足を捥ぐ、みたいな無邪気さ。絶対に殺人を犯す前に動物からやってるじゃん…。ナイフでぐちゃぐちゃにしてる動きじゃない…?それで床に座り込んで、動物の血で真っ赤に染まってて、ゆっくりこっち向いて笑うの、怖すぎるんよ…。黒猫に出会った当初はちょっかいかけたけど、その後一切触れ合ってないの猫も興味ないし、最初のは黒猫から近付いたからちょっかいかけました感。黒猫さん逃げ切って命拾いしたね…。まあロボットだから余計に興味ないので気にかけるわけがなかったな!

 

殺人鬼のことを知能的アクダマだと思ってる人間の発想は物騒になるのかもしれない(ラノベ風)

※もはや解釈とは?レベルの話(笑)
※以下わたし殺人鬼のことを赤に狂ってないときは、案外理性的・知的に犯行を行ってると思ってる人間なんだけど、その理由として、赤に狂って理性が溶けてたら殺人能力は爆上がりするけど色々雑になるというかそれしか見えなくなるから、めちゃくちゃうまくやれば捕まえられそうな気もするし、そもそも警察組織が”把握してる”だけの人数が千人なだけだと思ってるし、「役に立っておきたいし」の打算的なところ、「許してよ詐欺師」の声色変え懐柔しようとしてるところ、一般人に対して同調行動がみられるところ、単純に時折みせる表情が冷たすぎ、ってところから抱いた印象を前提として話してるよ!

・シンカンセンに侵入して金庫まで辿り着いて、喧嘩屋が俺が開けてやるぜ!(血ドバドバ)のあとの「喧嘩屋さぁぁぁああんんん!!!」で手を伸ばしてる一般人と同じように手を伸ばしている殺人鬼を見て真似っこしてるー!かわいいー!って思ってた”純”だったときもあった。今はもう同調行動ぢゃん……ってなってしまった私は”邪”…!戻れぬ時を切り裂いて邪のままで強く生きてこ💪
 【同調行動】とは意識的無意識的に好意を持ってる人と同じような行動言動をすることによって、親近感や安心を与える、的なニュアンスなんだけど、あそこの場面は出会って間もない頃だし、殺人鬼はあそこ意識的に同調して一般人に親近感を与えて高感度あげようとしてるやろー!!計画的にじわじわ攻めてるよ!一般人まじで逃げてって感じだけど、一般人はアクダマに巻き込まれて精神状態は切羽詰まってギリギリで、そんな中で殺人鬼がひっそり知的に侵食してきたら、そりゃ騙されるし殺人鬼に対してビンタしたりとか強気に出られるわけよな…。

・殺人鬼の懲役年数ってどうなんやろな、って思ったんだけど、どう?(笑)だってチンピラは万引き未遂で4年なのに対して(ガラスケース割ってるので強盗未遂とか器物破損では?笑)(あと初犯じゃないのかもしれんが詳しくないので割愛)、千人殺して937年ってどうなん?みたいな、疑問を持っちゃったところから始まるわけだけど。一般市民が懲役年数を細かく覚えてるような悪行に敏感で厳しい世界で、殺人なんて最悪の悪行で937年って意外と短いのでは?って思っちゃったわけだが。現実世界と一緒にすんな、というツッコミは置いといて、懲役年数ランキング調べたんだけど一位の人14万年超えだって。懲役14万年とは(宇宙猫顔)…???????
カンサイって戦争で負けてカントウベースの生活政治思想になってる、加えてカントウは肉体と精神が分離して”精神データ化完全無欠のユートピア”ってわけだから、肉体に対して価値を抱いてないわけじゃん?しかも敗戦側のカンサイでしょ?ってなると、カンサイ市民の殺害ってわたしたちが思ってるより多少軽いのかもいうね!妄想だからいいよねニコッ!

 

役者本田礼生のはなし

それにしてもまじで饒舌に喋るっていうのと、体は衝動を押さえ込もうとするぎこちなさと溢れ出そうな力を制御できてないカクカクの対比が凄すぎて……。以前から思ってはいたけど、刀ステ天伝のときぐらいから、脳→神経伝達→筋肉の支配権掌握しすぎてて凄いなぁ…(小並感)だったんだけど、今回の殺人鬼についてはちょっと違うんだろうなぁ、と思い始めた。それはニコ生の「本田礼生の不定期配信」(これがタイトル笑)の無料枠内でおっしゃられたんだけど、狂ってるときの記憶がなくて痙攣を起こしてて、精神的肉体的にコントロールできる次元とは別のところにいた、っていうのを聞いて、とんでもねぇな…(小並感)…語彙力が追い付かんのよ…。だって狂った役ってさ、一歩間違えれば面白くなっちゃうじゃん。それなのに、そういった感想みかけないのまじでスゴ……。

憑依型役者とよく評されて、そういう役者だと見られることは凄いことで誇らしいけど、個人的には憑依型とは思ってないので、記憶なかったりしてる殺人鬼はとくに今まで演じてきた役の中で特に異質だったのかな、と思った。

(出会ってなかったので見れてないトランスから)THE CONVOY SHOW vol.39 「ATOM」のボレロ、そして朗読劇「桜の森の満開の下」を通して、もともと彼の根底にあった死の表現をさらに昇華させて、役者としてまたひとつ段階をあげられたのかな、って思いました。板の上に立って生きるたびに成長していく役者本田礼生を応援することができて、好きでいれて、誇りに思えるなんて幸せだーーー。

 

舞台「アクダマドライブ」まとめる気のないまとめ

舞台「アクダマドライブ」
品川プリンスホテル ステラボール

観劇日:2022/3/13
ソワレアフタートーク
席(下手から):殺人鬼(MC)、運び屋、一般人、弟子、後輩

アニメは舞台が発表後に1回視聴/観劇後にアニメ2回目視聴&初日配信視聴/漫画36話まで読了

※ネタバレ考慮は一切してない。全部喋る。
※殺人鬼役の本田礼生さんのファンなので殺人鬼/礼生さんのこと8割
※アクダマなので綺麗・丁寧な言葉遣いと読み易さを心がけてない罪で懲役94年

 

舞台全体所感

アニメ見たあとの観劇だからだいぶ端折ってるな〜!あのシーン見たかったな!ってのはもちろんあるけども、要所要所は入ってるからアニメ未視聴でも完全に置いてけぼりにはならないはず!

そもそもアニメも快速急行かな?!ぐらいの気持ちのいいスピード感でぐいぐいドライブして、あっという間に世界観に惹き込まれていつの間にか見終わっちゃうのに、舞台だと1時間45分くらいの中にギュギュギュと詰め込まれてるから実質シンカンセンなのよ。いつの間にかシンカンセンに乗り込んでて、凝縮された世界観の中に圧倒的スキルの役者とエンタメ満載の演出が爆音で襲いかかってくるから、そりゃあね。やべー!ってなるよ。

やべー!ってなったあとのハッピーライブタイムと13日はアフトもあったから情緒が暴徒化しましたヤッタネ😆まあ舞台中のセリフのひとつひとつだったり、動きのひとつひとつが伏線になってるから、聴き逃したり見逃したりするとシンカンセンスピードなので後で「???」となる可能性はあるけど!とりあえず舞台で脳汁ドバッたあとにアニメ見て色々補完してより深くアクダマの世界を堪能してねって🐰🦈教育番組が言ってた😄😄😄

そんなシンカンセン舞台ではあるけど、世界観とか用語の説明を兎ちゃんとサメくんがアニメの教育洗脳番組のようにやってくれるので、物語がスムーズに進んでくれるので良い。キャラが説明をいっぱいしちゃうとだれることあるもんな〜!かといって一番最初の紙芝居的演出を何度もされると休憩ポイントみたいになっちゃいそうだけど、色んな技を組み込むことで休憩ポイントにならずにプロフェッショナルエンターテイナー🐰🦈コンビを味わえるのとっても楽しい。

 

前説〜鈍色までのキャラ感想

前説で兎ちゃんとサメくんに諸注意をして貰えるんだけど、基本処刑課に処刑されて終わるから面白かった。でもまあそれはそうなので、処刑課に処されないようにしようね〜〜それに処されるなら殺人鬼ちゃんに処されたい()

黒猫ドルトンさん視点カメラ、面白いけど目が2つ必要ですね。カメラと舞台見たいじゃん?!カメラを合わせるのに体がぐにっと伸びるのが良い。わたしが見た時チンピラのタイミング合ってなかったからちょっと悲しかった(笑)でも配信でチンピラ補完したので良し。懲役4年かわいいね♡引き摺られるのもキュートだしそんなん好きになっちゃうしかなくない?ねっ。

 

喧嘩屋は自前筋肉やば〜♡↑だし、はいきゅで木兎さんやってたのを見たのも相まって、明るさと愛すべき馬鹿っぽさと男らしさの共存で、いいぞ!やれやれー!って拳握りたくなるやつ!

ハッカーのど頭ハッキングのときの「はぁあ"あ"ああああぁぁあ」でしか得られない栄養素ありそう。アニメだとどちらかというと自己陶酔?系の発声で、気合いの入った声出さなそうイメージない?舞台だと人間味が追加されたというかハッカーの世界の中に他人が追加された感が結構現れてる気がする。

あと殺陣もダンスもキレはあるのにめちゃくちゃ気だるげでいい。肉体労働しない主義なんですけど…感が出過ぎてて草。ドローン操ったりハッキングしてるときはもちろんだけど、キレと気だるげが両立してるの技あり。

みんな大好き一般人ちゃんの「うざー↑」あとともよさんの表情がよく動いてイ"ーッて歪むからからアニメより我の強さを感じるし喜怒哀楽がめちゃハッキリしてて見てて凄い楽しいし、アニメより身近に感じる気がする。

医者のセクシーさはもちろん良いけど声のバランスが好き。可愛すぎず色気がありすぎるわけでもなく、何より声のトーンが落ちた時が好きすぎる。なのに歌ってるときに急に色気のある女の声出すじゃん。えっちか???えっちだわ。でも全然下品じゃない。好き。あと胸のパットが自然ですごい。ネックレスの鎖で繋ぎ目隠してるっぽいけど違和感無いし、重そう&暑そうで普通に大変そう。詳しくないけど。それをサラッとしたお顔でやってんの好きだ医者〜〜〜〜〜〜!!

チンピラの長妻さんまじルパン体型ですごない???3次元で紫スーツに黄色シャツの原色ツルツル衣装がバチコリ似合ってかっこいいのすごない????何????ルパンか???????ていうか声の裏返り方がチンピラ!!!って感じでめちゃくちゃ良い。声の出し方うっっっっっま!!!って思う。長妻さんも初めましてで、素のお声はインライとか公式ツイで聞いただけだけど、あのイケメンからチンピラの声が出てんのちょっとバグる。素のお声どんなだったか忘れちゃったが?????

運び屋の陣くんは、役を生きてるときより素の彼というか超好青年可愛い超絶マイペースお兄さんで礼生さんと激エモ幼馴染っていうのが染み付いてるから、一発目めちゃくちゃ低い声で硬い表情してるの新鮮すぎた。演じてるのを見たときもKING OF DANCEのピュアピュア線路越し青春野郎とかテニミュ山吹の葉っぱ先輩大好き喜多くんだから、余計にギャップ!!!!ってなる。罪深い男だぜ。いつか舞台「刀剣乱舞」維伝観たいな〜と思ってる。殺陣が低くて足腰強いバイク乗り〜って感じがあって良い。煙草も吸っちゃってマァ〜〜〜〜〜〜〜〜立派なアクダマじゃないですかぁ!!って気持ち(笑)

アニメ見た時に殺人鬼が拘束衣だったからもしかして推しの拘束衣ワンチャン?!?!?!待って興奮するが???!!?!ってしてたけどノーチャンでしたね…しょんぼり…。でも薄ら笑みで見下ろされた時点で優勝でしたわ。ありがてぇ…。でもド下手席で鎖に巻かれてるのを生でちゃんと見れなかったからカンサイで堪能する(リピチケで即行センターの席を追加した女)この本田礼生の笑みの何が良いって、普段はお口がむにっとして可愛らしい笑みだけど、こういう薄ら笑みを浮かべると唇がスっとして綺麗な弧を描くところなんだ……ありがとう…ありがとう天才唇……

 

鈍色Wheels最高

ていうか首輪型爆弾とかすぐ分かっちゃうハッカー有能!!もしかして爆弾作ったことあります???……普通にありそうで草。有能のあとのチンピラの「見つかったぁぁぁあああ😱」で鈍色Wheels始まるの好きだなぁ!!!ていうかここのドルトンさんの黒猫→処刑課制服→黒猫への早替えが一番大変説あるくない?超スピードに脱帽。あと鈍色の舞台キャストverの音源欲しすぎるし、舞台上の映像で流れてるやつのPVも欲しいし(これが円盤に収録されるの?)、キャストが踊ってるMVも売ってくれませんか???ハンコ払い可です????500イェン何枚必要です????売って売って取って取って売って〜〜〜〜😱😱😱

にしても舞台版鈍色めちゃ良い〜。浦島坂田船さんのはサイバーっぽくてそれも当たり前に良いけど、たぶんおそらくきっと歌詞と歌ってるキャラがリンクしてる部分ありそうで、そんなんオタクの好物じゃん?歌詞出して?

喧嘩屋ガラ悪い(褒めてる)し、ハッカーのニヤリ最高だし、チンピラは手足の長さアピールしてくるしというか運び屋と殺人鬼の幼馴染をシンメっぽく出してくるのズルくない?公式に狙い撃ちされてる…!ところで「その身に刻め〜」の医者の太もも見ました???劇中で一番えっちだと私は思ってる。健康に良い。

 

OPの鈍色はアクダマが集合してすぐだし、これからどうなるんだ…!っていう一般人ちゃんの緊張感とか殺人鬼ちゃんのまじで興味ないって感じのしゃがんでナイフで床グリグリとかとても良いし、ライブになるとその緊張感がなくなって一般人ちゃん笑顔で可愛いし、みんなもはしゃいでるし、殺人鬼ちゃんは一般人ちゃんLOVE&PEACEでふわふわ可愛い無邪気全開で礼生さんは奔放な役の自由なやり取り十八番ですし、幼馴染ハイタッチしてクロスしてるし、パプザしてると、最近では皆様楽しくはしゃいでるって聞くじゃないですか。公式様、全景頼みましたよ。というか公式ツイでオフ芝居についておっしゃってるのにオフ芝居を堪能できる全景を入れないなんてことはまさかまさか(笑)……ね?

 

殺人鬼ちゃん覚書

本田殺人鬼礼生さん愛してるのでまとめた方が早いと気がついた。時系列は適当。結果まとまってはない。

🩸「赤い血、”見ちゃったし”」の声色の変え方やば。そして可愛らしい声だったところからのかっこいい声急に出されると心臓がキュッッてなるからもっとやって欲しい。なんか、礼生さんの殺人鬼はアニメの無邪気さ可愛さ狂気に、時折色気が加わってはわ…///ってなるの好き。初登場時の鎖に拘束されてるときが第一色気ポイントなんだけど、それってジャズダンスとかバレエをTHE CONVOY SHOWで踊ってるからこそ出せる、しなやかさと色気で、他とちょっと色が違って殺人鬼が異質な感じに映えて見えて良い。

🩸ナイフの扱い天才すぎ。ナイフを手の中でくるくる回すのは指にリング付いてたからなるほどな、って感じだけどそれでも掌に引っ掛けずに回すのスムーズすぎるよね。あと指でくるくるしてるのはよく分からない。ナイフ結構太いはずだからペン回しのようにはいかないはずじゃん。礼生さんが、不器用な運び屋陣くんはそれでも最後までやりきるところが尊敬できると言ってた(アフト話)のに対してとっても器用な殺人鬼礼生さん、ナイフ回しでも器用さ発揮してくる〜〜〜〜

🩸黒猫の説明受けてるときに伸びしてるの、今まで拘束されてたからですよね!!礼生さんは関節鳴りがちですけど、殺人鬼ちゃんは鳴るタイプですか??あと、まじで興味ないんだろうな〜って分かる最初のぼっち感。可愛いね。黒猫が近くに来るまで見向きもしてなくない?徹底してて好き〜〜ぼっちで床をナイフでグリグリしてるの可愛いねぇ〜〜

🩸巻き添え〜?の後「ぁぁ〜」なのか「ぇぇ〜」なのか。

🩸殺人鬼ってデバイス持ってないよね?殺人鬼ちゃんお金に興味ないだろうけど、マシュマロ代ぐらい受け取れ〜〜

🩸一般人ちゃんの赤い天使の輪を見つける場面、普通に紳士的っぽくて優しいんだよな。エレベーターボタン同時押しの時に一般人ちゃんにボディタッチしてるの見た?!?!普通に恋では???あと「役に立っておきたいし」とか打算的なところもあるし、こう理性的なところみせられると困るよね。生い立ちが知りたすぎる。

🩸一般人ちゃんの小さな赤い天使の輪を見つけてすぐの時、ちょっと奥に引っ込んでジッと一般人ちゃん見てるの、肉食動物が潜んで獲物を品定めしてる感じで怖いよね。おそらくこのときすぐ殺すかもうちょっと待つか考えてるんだぜ。それでまだ殺さないって決めた後の、カンサイステーションへ向かう時から一般人ちゃんへの興味と執着の落差がやばい。一般人ちゃんが一生懸命説明してるとき"だけ"楽しそうに見たり赤い天使の輪見てたりするの可愛いけど。

🩸喧嘩屋と荷物運んでる時にハッカーとか医者にダル絡みしてんのだいたい本田礼生。ここアドリブ楽しいターン。

🩸「赤だぁ〜♪」からの喧嘩屋からまれてておもしろ。成人男性が足の間を普通にくぐれる足の長い喧嘩屋。

🩸ハッカーに「僕より軽い自信あります?」って一般人ちゃんが言われてるときの殺人鬼ちゃん見ました?首傾げて真顔気味にハッカー見てんの怖くない?ハッカーは夜道では気をつけた方がいいかもしんない。

🩸処刑課が来た時のリュック大事そうに持ってんのも可愛いけど、みんなちゃんと臨戦態勢取ってるのにまったく取る気なくてすごい。

🩸「雨雨降れ降れ母さんが〜♪」とっても良い声だね♡フルで歌って♡

🩸雨でナイフ綺麗にしてる?ナイフも大事だもんね。

🩸バンパクパークで爆弾外されたとき爆速で投げ捨ててるのまじで良い。本当になんの感情もないよね、爆弾に対する恐怖も外れた安堵も邪魔だったな〜みたいな感情も。

🩸バンパクパークに処刑課が現れた瞬間明らかに苛立ってんの怖い。一般人ちゃんの方から顔逸らして俯きがちなの、そういう顔隠すためでしょう?その後の師匠と戦うときは真顔で兄を盾にしたときの笑顔まじ愉悦でやばい。そこのステショください。盾にしたあと愉しそうだし。不穏。ステショお願いします。

🩸その後のロケットのところで一般人ちゃんからビンタ受けて、赤い天使の輪がめちゃくちゃデカくなったことに気付いたあともすごい良い。一般人ちゃんに詰められてて今までの打算的なところもある殺人鬼なら「ごめんね」ぐらい上辺で言いそうなのにそれすら取り繕う余裕無いし「なんでもないよ」のあとの手の震えまじやばい。殺人衝動一生懸命抑えてる。観劇したときも配信でも見れなかったんだけど、その殺人衝動抑えてる時の顔まじでめちゃくちゃ見たい後生だから本気で見たいそこに私の命ありました?レベルで殺されていいから見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見た(

🩸その後に処刑課がやってきて戦い始めた時もう目がやばくなり始めてんだよね。理性カムバック。

🩸推しのターーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!サンキュー世界!!!!!!!!!!!ア"ッッッ!!!!ま゛ッッッッッッッッッッッって幼馴染共闘?!?!?!?!?!幼馴染の共闘背中合わせ(気味)で何人が生きるとお思いで??????アーーーッ†┏┛墓┗┓†

🩸蹴りが雑で食がススムくん。ナイフも使いたく無いし素手も使いたく無いんだね。見向きもされてない処刑課どんまいである。

🩸アアーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!推しの狂い!!!!!!やだっ気持ち悪っ引いた……めちゃくちゃ………、興奮する。推しの狂いに唾液がドバドバでパブロフの犬なんだね〜!にっこりが止まらない。普通に怖いし気持ち悪いしやばいんだけど、それが良すぎて怖がるどころの騒ぎでは無い。役者本田礼生のオタクが見たかった(少なくとも私の周りの方々は)狂いですまじでありがとうございます。オタクが推しの狂いが見たすぎて理想の殺人鬼像並べてるタイムラインめちゃくちゃ楽しかった。役者本田礼生の”死”に対するあれそれはスレチなのでまた別に言語化していきたいけど、とにかくざっと言うと”死”への解像度が高いということでして、そんな人が演じる生を奪う殺人鬼だなんてそんな観るしかないじゃん??大優勝でしたわ殺人鬼。キャスティングしてくれた人金一封贈呈です。

🩸観劇レポート↓

【鑑賞眼】舞台「アクダマドライブ」 躍動する肉体表現は必見 - 産経ニュース

で関節がどこについてるのか首をひねりたくなる、って書かれてるのもそうだし、舞台刀剣乱舞一期一振の爆速殺陣したときもそうだけど、体を動かすための神経を掌握しすぎててすごい。礼生さんは音ハメもバチコリ決めてくるし、アクロバット無重力だし(アクステだと爆音の中でのアクロバットだから分からないかもだけど)殺人鬼ちゃんのアクロバットの着地が音をたてない方をしているなら解釈の一致。に対してカンサイステーションで狂ってるときはバンバン床に体ぶち当てて打ち付けてるの動の中にも静と動があって好き。

🩸「世の中に殺されたい人なんかいないよね」←よく分かってんじゃん。この懐柔しようと持ちかけてるのただの無邪気で可愛くて狂人なだけじゃないよね。殺人鬼の真顔だいぶ冷たい感じあるしな…。

🩸「出てきてよ…詐欺師…」いきなりイケメンボイスで喋らんといてくれる?!あと扉の白レーザーに合わせてピタリと止められる身体的スキルと、扉から離れて扉が開いて、廊下と扉の境界線をちゃんと跨いで越えてくるのと境界を越えた瞬間にうっすら笑顔浮かべる芝居スキルね。あと「嘘だけどォ!!」のお顔見れなかったのでカンサイでガン見しますけど、配信と円盤で収録とステショお願いします。殺人鬼のステショもはや全部やばい顔のにして欲しい。後生ですから……

🩸首掴んでる時の殺人鬼の首筋の血管の筋。滾る。めちゃくちゃ力入ってる。

🩸「赤が見えなくなっちゃった」に泣きが混じってたり、一般人ちゃんに十手で刺されて喉に血が詰まってゴポッてる声とかすげぇ。

🩸やはりぼっちなパラレル殺人鬼。赤に溶けて黒になって死んじゃった後はずっと可愛い。安定。一般人ちゃんがいれば無邪気でフリーダムに遊べる殺人鬼ちゃんが礼生さんなのはそりゃあ強いですよ。まかせとき〜

 

全体流しながらの箇条書き(順不同)

記憶が薄くて申し訳ない気持ちと殺人鬼ちゃん語りすぎてちょっと疲れたので、機会があればまた書くのでとりあえず優先して言いたいことだけ……今後に期待()

  • 一般人とチンピラの作中のわちゃわちゃは一般市民である我々の癒しだからずっとやってて。黒猫が首輪型爆弾の話しようとしてるときに一般人とチンピラが後ろで外せる?外れそう?ってやってるの可愛いけどそれ爆弾!わたしなら触るのすら嫌だわ!!ってなるから度胸がすごい(笑)
  • 運び屋口は悪いけど一般人に振り回されても「おい💢」だけだし使われた腕払う時も乱暴じゃ無いので君は優しいアクダマだね?問いにも答えてあげてるし(笑)アクダマ=悪人が100じゃないもんな〜人殺してる時点で悪ではあるけど
  • 師匠は声が渋かっこいいし、弟子は美強かっこいいし、後輩くんまじでベビーフェイスで殺陣も初めてで動きがまだかぁいらしくて応援したくなる。処刑課3人組、声が良くて滑舌良くて歌も上手くて強い。師匠のハッカーの発音滑らかでツボる。師匠って弟子がいるからこその師匠であって、師匠⇄弟子っていう間柄だけのあれかと思ったら、後輩くんが「うちの師匠はどこですか!」って言ってたので処刑課全体の師匠みたいになってて面白かった。そこらへんどうなってんだろ。
  • ビリケン運送でぇ↓す」好き。運送業の服も似合ってて好き。舞台のハッカー世話焼きお兄ちゃん感がリアコじゃね?喧嘩屋がボタン押して停電したときのハッカー座り込んで「あ゛ーーー……」って可愛いし一般人にハッカーさぁんんんって揺さぶられてるのも可愛いし、喧嘩屋に「お前のせいだろ!」って突っかかって言ってるのも可愛いし、一般人にジャケットの裾バサバサされてるの可愛いし、舞台のハッカーの最後の「それ詐欺師が言います?」「どうしようかな笑」は恋。でも一般人とはアク友感というか、生意気な妹にかまってあげてるお兄ちゃん(妹ラブ)みたいな感じもあってそっちの関係性でも好き。
  • 運び屋のバイクが出てくるだけでテンション上がる
  • 運び屋「俺に失敗はない」喧嘩屋「ウォラァァ!」/運び屋「俺に失敗はない🔫バーン」弟子の反撃!運び屋「クソが」愛おしいか???????
  • 医者の「殺すわよぉ」好きじゃん。
  • ラスト運び屋の弟子に対しての「上出来だ」は、アクダマは己の信念とかやりたいことを他がどうなろうが貫き通すってのがアクダマで、弟子がアクダマや暴徒化した一般市民とか善悪が分からなくて迷っていたのが、あそこで迷いがなくなった故の「上出来だ」って今のところ思ってる。
  • ともよさん最高

 

ちょっとキャラの深掘りしたい

・運び屋喧嘩屋の〜屋っていう日本人が抱く昔気質みたいな、信念が一本ガツッとあるアク

ハッカー医者、っていう職業から来るアク

・殺人鬼っていう所業と存在そのものがアク

・一般人っていう何にも属さない人の総称

・チンピラは………職?(笑)職ではないか(笑)でもチンピラって完全な悪でもなく一般人でもないからまた別枠って感じでもあるな🤔どっちにもなれないからこその葛藤と虚栄心なんだろうけど。上記にまとめるとすると一般人枠かな?

すっごいキャラ名秀逸じゃんね。最初に死んじゃう信念を貫いた喧嘩屋と最後に死んじゃう信念を貫いた運び屋。職をまっとうしながら(ハッカーはカントウの防御プログラムと戦ったとき、舞台ではカンサイ民のデバイスをハッキングして力尽きる。医者は自分の首を繋げようと治してる最中)死ぬし、チンピラはどっちにもなれなかったけど、最後は自分の意思を貫いたことにより何者(アクダマ)になれたし、殺人鬼は存在そのものが殺人鬼でそれを何者でもない一般人が殺すのとんでもなくない?何者でもないからこそ何者にもなれる一般人が詐欺師なのもよくできてるわ〜〜〜〜って感じ。ところでアクダマたちの懲役年数が明らか寿命からかけ離れてるのって、カントウでデータベースハッピーライフ&不老不死計画が進められてたからですか?単純に基準?

 

礼生さんからアクダマドライブに入ったので推しの殺人鬼の話になっちゃうけど、あそこで殺人鬼が一般人に殺されたの殺人鬼にとってはなんだかんだ幸せだったんじゃないかな、って思った。漫画も読んでるところだけど、そもそも赤い天使の輪がある人も稀で満足できる赤も全然いなくてその先に「殺すならちゃんと殺してよ」に繋がると思うんだけど、他人の赤にもう諦めがあったから自分の赤を見るって思考になったわけじゃん。

ここで舞台の話をいれると師匠に足を切られたときに「赤だぁ…」ってうっそり言ってるの、「殺すならちゃんと殺して欲しかった」と自分の生にすら頓着しておらず最終手段として見てみたかった自分の赤がたくさん見れたことに由来してたら最高だな!!!!って思ったね!!アニメだと自分の赤にはそこまで頓着してるような描写あったっけ??あったらゴメン!!

そんな中で出会った一般人の赤い天使の輪がどんどんどんどん大きく育って近くで見るだけで溶けちゃいそう♡なぐらいの赤い天使の輪の持ち主の首を鷲掴みにして、もはや溶けてる中で殺されたのはやっぱり幸せでしょう、と思う。前提として赤い天使の輪って何?何が条件なの?ってなるけど、”生きる意志の強さ”に起因すると仮定するならば、他のアクダマはそもそも己の死より優先したいものがあるから除外されるし、自分の生に頓着しないので己も除外で(処刑されなくて良かったね〜。そこで得られるものなかったもんね)、兄弟をシコクまで絶対に逃すと運び屋に依頼した一般人は死の覚悟をするわけで、”生きる”ということから遠ざかるので、もしかしたら赤い天使の輪が小さくなる(のかは知らんけど)可能性があったわけだ。つまり、お姉ちゃんとして妹のため兄弟のため、絶対に兄を助け出すっていう目的があったからこその”生きる意志の強さ”はそこらへんが最大値っぽいじゃん。あそこで殺されなかったら、小さくなった赤い天使の輪を見て殺人鬼は愕然とするし絶望だし早く殺しとけば良かったって後悔するわけだから、やっぱり赤が見えなくなって黒になっちゃうけど、あそこで一般人に殺されるのは殺人鬼は幸せだったよ、と思った。よかったね〜殺人鬼!

あとアクダマなので自分の欲に忠実なのはそうなんだけど、獲物を捕らえるかのごとく潜んでる感じとか、役に立っておきたいとかの打算的な面、赤とか関わってなければ紳士的な一面も見えるとか、漫画では拘束衣がガチガチに固められてて処刑場に運ばれる時に、警察は殺人鬼と言葉を交わしてはならないと言われていたり。これ本当に赤が関わらなければ知能犯的要素持ってたりしない??しないです??赤が関わってくると理性が溶けがちだから結構怪我とかしてるイメージあって、でも1000人殺すのにそんなにはしゃいでたら1000人に達するまでに処刑されるかもっと早く捕まってるかしてると思っちゃう。ので、1000人目は自分だって自ら捕まりに行ったのであれば知能犯でしかなくない???癖ですね。

 

オタクに幼馴染ってワードが好きじゃない人いる??(主語デカ)

そもそも運び屋と殺人鬼って色々対を成してるというイメージあるんやけど、色も白と黒っぽいとか。寡黙と無邪気とか。仕事の遂行を優先する運び屋と黒猫からの依頼も依頼とすら思ってない殺人鬼って対極だしさ。それにキャラをペア分けみたいなのするとしたら他のアクダマの中では運び屋がなんだか一番しっくりくるし。そんでわたしは前情報で運び屋と殺人鬼の年齢、身長、スリーサイズ(スリーサイズ?!)が一緒って仕入れたときは「えっ⁉︎この2人ってなんかあるの?!?!」って勘繰るわけよ。無さげだったけど。そんな意味深な2人に実際幼馴染の運び屋蒼木陣と殺人鬼本田礼生を当てるって何???まじで公式からオタク狙い撃ちされてんぞって感じですねありがとうございます!!!!!!!!!!!!

アクステの公式ツイでも、みかん持ったお写真とアフトの参加キャスト陣のところで本田礼生と蒼木陣の名前を出さずに、同郷のお二人🍊ってツイートあったけど、あれには隠されたメッセージがあってな、「🍊→オレンジ→逆から見るとジンレオ(陣礼生)」なわけ。公式様もしかして知ってた?!怖い!!ピンポイントでヘッドショット狙われてる気分だよぉ!!!公式様別に狙ってないよォとか言い出したら詐欺師認定しますからね!?

 

 

そもそもこの2人、出会い方から過ごし方から二次元かよ?!?!みたいなのが多すぎるんじゃ!!!!三次元に生まれてきてくれてありがとうでしかない。この出会いに感謝。

まずはここらへんを読んでくれ。

lineblog.me

theatergirl.jp

読んだ?やばない?もはや怖い。友達に話したら二次元のキャラ設定かよ怖いって言われた。分かる……。

lineblog.me

この話も好き。テニミュで初めての共演してからのライブでのやつ。

他にも礼生さんが学校終わって家に帰ったら、陣くんが先に本田宅にいて夕飯ご馳走になってるとか、家族ぐるみで仲良しでめちゃんこ可愛い。ずるい。そんなんオタクの大好物ですやん。

こんな幼馴染エピがあって、でも共演といっても所属チームが別とか、ドラマでの共演だから舞台上で生の芝居で言葉を交わしてなかったり、タンブリングが中止になって礼生さんの代わりに陣くんが出演することになったりしたあとのアクダマドライブですよ!!!一緒にインタビュー受けてるとか舞台上でハイタッチとかもうそれ見るだけで幸せです。

加えて彼らが学生時代にダンスバトルしてた方たちが処刑課FORCEとして今共演してるって何?!?!エモエモカーニバルじゃん。踊るしかねぇな!!!!!(ボックスステップ)!!!!

 

とりあえず最後に

アクダマドライブ、アニメのサイバーパンクな世界観と豪さんの映像×照明×レーザー×世界レベルのダンサーっていうネオ演出満載ステージって感じでめちゃくちゃ世界観がマッチしててとても楽しい舞台だったし、アニメも気持ちよく見れてなかなか良かったー!そこに生きてる人間が板の上で全力で生きて死ぬことで、生々しさが加わって感情移入しやすくなって良かった。アニメリアタイ勢それにたくさんの関係者が舞台を褒めてめちゃ楽しんでくれてて凄い嬉しい。舞台”も”良いでしょ?

気になった役者さんがいれば、舞台が終わっても、個人の配信とかで裏話してくれる可能性普通にあるので、終わっちゃったー円盤発売までどうやって生きれば?って方いたら、役者さんをチェックしてみるのもいいかもです!

 

【番外編】鈍色Wheels歌詞教えて〜

So We gonna go on!go on!uh~
喧嘩屋)Hey! Are you ready?
君の目で Right here
確かめる覚悟はあるか
ハッカー)自由ならそばにあるなんて
戯言はもう用済み
医者)何が真実でどれが虚像だ?
自身に〜?〜宿る face (わからん)
チンピラ)誤魔化しなんて もう効かないぜ
〜〜〜(わからん)〜〜〜(空耳なら、Yeah!もう一緒に欧米!)
運び屋)捨てた(?)のは犠牲か
殺人鬼)それとも有意(?)な答えか
一般人)奈落に落ちて知るような 日々を望み彷徨う
弟子)罪や罰などもうウンザリさ
後輩)報いなんて言葉も論外さ
師匠)初めから分かって 逝ける(?)
処刑課)ならば委ねりゃそれでいい

※サビ
So We gonna go 心のまま
閉ざされたドアの向こうへ
未来など此処に無い(英語)
踏み出さず掴めない(英語)
前人未到 下らないくらい 全てがオリジナル
その身に刻め 君のストーリー
血の滲むほど深く
運び屋)戻れぬ時を切り裂いて (Don't stop the world)
一般人)暗闇の中廻る So we are 鈍色Wheels

ハッカー)You don't say(?)
〜ラップ分からへん (空耳→手綱甘く巻くup)〜
錆び付いた針 動き出す
チンピラ)乗るか反るかは運次第さ
スピード上げるぜ〜??〜Yeah~
一般人)You be(?) gonna go on! go on! Yeah Yeah Yeah!
 ※サビ繰り返し

Hey! 神のみぞ知る(一般人)
Hey! 世界はいらない(一般人)
Hey! さあ 切り開け 運命をその手で(一般人)
Hey! 後悔はなしだ(後輩)
Hey! 二度は無い今を(弟子)
Hey! 滅びの日まで(師匠)
駆け抜けろ 鈍色Wheels

歌詞くれ!!!!!

前情報ゼロで羅小黒戦記を観たら沼に突き落とされたので責任取って円盤出して欲しい

皆様、羅小黒戦記というアニメーション映画をご存知だろうか?読み方はロシャオヘイ センキ、元は中国のWebアニメ?らしく、少し前に字幕版が池袋限定?かなんかで上映していたのが、あまりにも良いということで話題になったらしく、この度、豪華声優陣による吹き替え版がつい先日の11月7日に公開されたのだが。わたしは勿体ないことに知らなかった。

説明に"らしい"が多いのは、わたしがそういう前情報を一切知らずに、機会に恵まれて吹き替え版を鑑賞し、涙腺ぶっ壊れた状態で軽く調べたからなんですけどね。違ったらすみません。ぶっちゃけ今でも风息(フーシー)のことを想うと涙が止まんねぇんですわ……ウ"ァッ😭……皆も観て情緒ボコボコにされて欲しい😊👐

 

羅小黒戦記ミリしらの私が1回観ただけ且つ最後にまじで情緒がボコボコされ涙腺ガバだったので、記憶が曖昧なところが多いのは許して欲しいんだけど、ストーリーをめちゃ大雑把にまとめると人間派閥vs妖精派閥の平成狸合戦ぽんぽこって感じになるのかな?妖精同士の、人間との共存を選ぶか、人間に奪われた故郷を取り戻すか、の戦いで、それに巻き込まれていくキーパーソンの黒猫の妖精(6歳!)の小黒(シャオヘイ)がどういう未来を選ぶか、というお話なんですね。

 

まずこの小黒がめちゃ可愛い。まじで可愛い。可愛いの暴力。小生意気でツンツンしてて、でも信じたものにはすっごい素直で純粋で、でも道中で自分の世界が広がり揺れていく心っていう、言ってしまえばよくありそうな展開なんだけど。キャラの心情をひとまず横に置いた状態のこの展開で、何が良いって、素朴な絵柄なのにアクションの静と動の描写が素晴らしいのと、あとなんというか、空と人物、海と人物、みたいな対比のバランスが綺麗で、印象的な場面だと特に「あぁ…」って声が漏れてしまいそうになる。なんていうかな、「君の名は」「天気の子」のような細部まで描き込まれた透明感溢れる眩い感じではなく、「鬼滅の刃-無限列車編-」のような力強く煌めいている感じでもない、キャンパスに絵の具で塗ったような、じんわり魅せられる感じなんよね。分かりにくいね。ごめんね。場面場面が素朴な世界観の風景画の中に織り込まれるキャラクターの信念と生き様に、(そしてミリしら故の無限に広がるバックボーンの妄想で)、涙がじんわり漏れ出て止まらなかった。

 

ここからネタバレとかわたしの解釈で捉えたキャラ語り殴り書きが始まるけど、読み手に一切考慮せずに書きます。なんとなく映画観ようかな〜って思ってる人とか鬼滅観るからもう1つ何か観ようかな〜とか思ってる人、そうじゃなくても、まじで損は無いから観て欲しい。観て情緒を殴られて来てくださいね、いってらっしゃい〜👋

 

 

 

 

ネタバレ等大丈夫!わたしは腐女子です!バックボーンはほぼ妄想!风息過激派オタク!だけど皆大好きだよ!!!

 

……以上、大丈夫ですか??

 

 

とりあえず、羅小黒戦記知らないよ、って方がもしこれを読んでるとして、主要キャラとかを説明すると、

 

【離島組】・人間の土地開発で奪われた故郷の龍游(リュウユウ?)を取り戻したい、過激派グループで離島を隠れ家にしている。

リーダーの风息(風息)(フーシー)は植物を操れる木属性で強奪という他人の能力を奪う潜在的な能力を持つ。参謀っぽい表情筋が動かない虚淮(シューファイ)、愛され弄られツッコミ末っ子系 洛竹(ロジュ)、癒し系でっかい猫(虎?)の天虎(テンフー)が仲間。

【小黒】生まれてすぐ人間に住処を追われた6歳の幼い妖精、小黒(シャオヘイ)。金属を操れる金属性で稀少な空間系の能力(霊域というその中では全て自分の意のまま)を持つ。自分の居場所を探していたら风息に拾われる。そんなとき離島組を捕まえにやってきた无限に捕まり、妖精館に連れていく、と无限と望まぬ二人旅に。

【妖精館】・人間を好きでも人間が嫌いでも、人間と共存し、人間に妖精の存在がバレないように溶け込む道を選んだ妖精たちがたくさん暮らす館。離島組のような妖精たちを取り締まったりする執行人という役職がある。

最強の執行人である无限(無限)(ムゲン)。金属性で空間系の潜在的能力を持つ。※无限は人間だが妖精に近い存在で400歳を超えている。400歳超えてたらそれはもう人間じゃないという突っ込みは無しです。

 

が主要キャラ。離島組の风息と、妖精館の最強の執行人无限と、小黒、この3人の立ち位置が分かればだいたいストーリーは分かると思う。

 

 

故郷を取り戻したい风息は、小黒の空間系能力が必要で、執行人という立場の无限は小黒と一応均衡が保たれている人間と妖精の共存生活を守りたい、んだけど。

素朴な絵柄に騙されるな。

风息と无限は分かり合えないし、风息はその命を木に変えてしまう(妖精としての死みたいなものだと思う)。

 

分かり合えないんだよなぁ……清々しいほど悲しいまでに。そうでなければ无限から「本当に正しいと思っているのか!?」なんて言葉は出てこない。风息は世界の流れ的に正しい行いだとは思ってないんだよね……。そもそも人間との共存が正しいとも言えないんだけど、流れに逆らってまで、龍游を奪われた怒りと悲しみを抱え、住処を奪われ続ける妖精の未来を憂いて戦っていたら、同族の妖精たちから諦めろと言われ続け、それでも、信念と望郷に突き進んだのが风息なんだ。

たぶん木属性というのも一因だと思うのよね、木は根付くものだからさ……。故郷の龍游に根付いたからこそ離れたくないし、離れられない。根付いたからこそ引き離される痛みも人一倍あるかもしれない。しかも一時期とはいえその土地の神様として崇められたのであれば、土地との結び付きは強くなるだろうし……。

命を散らすほどの信念を持ちながらも強奪っていう強く危険な能力を最後の最後まで使わなかった(使いたくもなかった)风息が、攻撃から小さな苗木を庇った優しい风息が、ここまでの強行に至るには自分の気持ちだけじゃない、自分ではどうしようもない何かしらの要因があると思うので、わたしはもう风息を思って泣くしかねぇんだ。来世は重いものを背負わない幸せな生活を送って欲しい。

いやもう普通に無理なんだわ。最後の「ずっと考えてたよ」とか「もうここから離れたくないんだ」は本当に無理。髪の毛で表情が見えなくて、でも薄らと口角があがった「ずっと考えてたよ」と口角の下がった「離れたくない」は無理すぎた。諦めの笑みほど悲しいものはないし、そういった全ての感情が溢れてきてしまって表情も取り繕えなくなったがゆえの唇を引き締めた口角下がりはダメです。情緒がズタボロです。つら。後に风息の木の場所がそのまま公園になったと見て、あまりにも無常で真理をついたナタちゃんの「ただの木材になるだけなのに」で死んでいた心が生き返った。200年ぐらい経ってその木から生まれ変わった妖精(赤ちゃん👶)の风息を小黒に見つけて貰って欲しい……幸せになれ……。

 

无限も无限でさ、彼こそ本当に居場所のない人(人?)なんだよね。どちらにも属しているからこそどちらにも属せない。自分の霊域に物を持ち込んでそこで生活しているっぽい?のは、自分の中以外に居場所がないからなのかなと。

人間なのに妖精寄りになって最強の執行人と言われる程の強さを手に入れた无限の、居場所がなくなってしまった経緯が全然分からないから、分からないんだけど、奪われたか、捨てたか、妖精の性質を取り入れないと生きれなかったのか、分からないけど、色々思うことがたくさんあっただろうに風化してしまって、400年という歳月が風化した事実すらも時の流れに流れてしまったのかな……と思うと小黒と出会えて良かったね、とまじで思う。

居場所がどこにもなくなり、自分の中に作ってそれが当たり前のことになった无限と、居場所が様変わりして"そこ"にある风息じゃ、根本が違ってしまって分かり合えないよね……。

でも无限は小黒に出会って、同じ空間系の潜在能力を持ってるから説明(だったっけ?)のためとはいえ、自分の居場所に他人である小黒を入れるという、本人は自覚してなさそうだけど、結構大事なことをしたので、これでようやく分かり合えるとまでは行かずとも、无限は风息のことが理解できるようになるんじゃないかな……。というか、无限のことをママって呼んでるんだけど、彼ママだよね。息子(小黒)に世話されるタイプの。落ちてきた小黒の着物の合わせ部分を掴んでキャッチしたあとの拠れた着物の直し方よ。心の中でママーーーー!!!!wwって叫んだもんね。末永く小黒に世話やかれてろ。

 

无限はさ、なんでそんなに強くなったの?风息たちが弱くて弱いからこそ小黒の能力を求めたというわけじゃなくて、弱くないのに、それを上回る強さの无限と時代の奔流には勝てなくて、最終手段として見つけた小黒の能力に頼って、正義だと思いたかった自分を、自分で、おれは悪だと納得せざるをえなかった訳じゃん。考えに考えて悩んでそれでも信念を通そうとする风息たちより強いってまじで相当よ。なぜ他人の霊域ですらそんなに強いの。訳分からんぞ。もちろん人間なのに能力を使い妖精寄りになってしまったことで、双方から色んな負の感情があって、それらから身を守るために強くなったんだろうけどさぁ、あと400年分の経験値、、、无限、君になにあったんだい……?お前も幸せなれ。いや小黒がいるから幸せじゃねーか。末永く小黒に世話焼かれてろ。

 

あと洛竹はさ、龍游への執着というより仲間といることへの執着の方が強い気がしたから、めちゃくちゃ細かくいうと龍游出身じゃないのかな〜とふと思った。挿し木的な。他の山が切り崩されたときに风息に助けられた苗木みたいな。そんな設定、わたしは好きです。

 

てか风息の口角の上げ下げってワンピースのエースの死に際じゃんね……。エースは下げ→上げだけど……ぐぅ………しかも強奪って、ワンピースでいう黒ひげの能力と同じじゃん。黒ひげお前は許さねぇだけど、使い手によって全然違うよね当たり前だわ…。

 

 

いよいよ文章がまとまらなくなってきたので、これで終わる。誰だ日本人は決められた文字数で表現するのが得意と言った奴は!ほぼ4500字ですが?!?!ところで羅小黒戦記のオタクってどうやって命を繋いでるんですか??Webアニメ????中国語できんが????あと上記とは全然別のベクトルで风息みたいな光属性のはずなのに闇を背負ってしまった系大好きなんですけど、ふしちゃん受けはどこにいったら会えますか??????

 

とりあえず円盤、字幕版と吹き替え版両方込みでの発売を宜しくお願い致します。

まだまだあるよ「ATOM」

ATOM」観劇後、約1ヶ月かけて礼生さんへの手紙書いてる時に出てきた解釈とか、前の記事にも書いたやつまとめとか、ただの感想とかそんな感じのブログ(笑)

それより今回の手紙18枚(約12,000字)も書いてしまったの、申し訳ねぇ〜〜〜って感じだよね!手紙っていう括りから外れて卒論かな?!?!レベルだよねすまんね!ごめんね礼生さん!許してぇ😃 悪気は本当にまじでないんだけど、気持ちと脳味噌が滾って筆が止まらなかったよね!わたしが一番ドン引きしてるよ!!今度からはせめて10枚以内に収めようね!!!

 

※礼生さん宛の手紙を省略しただけので、文章の構造というか文の繋がりがおかしいところあるけど、そういうのオールオッケー!って方のみどうぞ〜〜〜※

※削除するの面倒臭くてだいぶそのままなのでめちゃ長いよ※

 

 

 

 まずはTHE CONVOY SHOW vol.39「ATOM」振替公演も含め完走おめでとうございます!!劇場で舞台を、THE CONVOY SHOWを観劇できたこと、礼生さんの生き様を感じられたこと、どうしようもないくらい幸せで、礼生さんのこともconvoyのことも演劇のことも大好きだと思いました!!!そして、こうして公演を開催するにあたって、できうる限りの対策を講じてくれた制作の方や技術さん会場のスタッフさん、演者の方々、そして、「ATOM」を観たいからと個人としてできる対策をして劇場に足を運んだ観客の方々、環境によって観劇しないという大変な決意をされた方々、こうしたみなさんの努力と協力と信頼あってこそ完走できたTHE CONVOY SHOW「ATOM」!!!!最高です!!!また観たいもっと観たいたくさんATOM達と会って語り合いたい!!!!そんな感情ばっかり湧いてくる最高のSHOWでした…!!

めちゃめちゃに濃くて最高で、哲学に少しの興味と、言葉にする楽しさの再確認と、学生の頃に戻って夏休みが終わってしまったかのような物悲しさを得ました…!!
THE CONVOY SHOWって最高だ!!!!それしかねぇ!!!
 
 わたしは東京公演15日と16日の3公演を観劇しまして、帰宅してからというもの、溢れに溢れていた気持ちを文章にしたため続けていたら、もっと観たい!!劇場で哲学したい!!!という気持ちがどうしようもなく大爆発してしまったようで、無意識に急遽休みをもぎとりチケットを用意し新幹線とホテルを予約し、気付いたら大阪に乗り込んでいました…。無意識の行動力の高さがすごいなぁ(そしらぬ顔)
 
 そんな無意識の行動を引き起こしてしまう程の引力を持っているTHE CONVOY SHOWってすごいですよね。一曲目のLovePhantomが始まって幕が開いた瞬間から魅力と感動が溢れ出てて、アドレナリンがドバドバで思わず溢れ出してしまう笑顔。スーツをバシっと着こなしてはちゃめちゃにかっこいいダンスが始まって「ああああああああかっこいい!!!!!」の後にすぐ来るねずみさんソロで「ああああああああああfdzゔはhfwmふぁw;:kfがっごい”い”」ってなるんですよね……わたし間奏からのギソロがピロピロ入ってくるあたりの、∧って形のフォーメーションでタイミングずらしてターン決めるところ、なんだか無性に好きなんですよね。なんででしょうか。バラバラに動いているように見せかけてカウントしっかり取らないとバランスが崩れていくからかもしれない。バラバラに見せかけたひとつの塊……。それは、好きになるしかないですね…。そしてその後すぐのバスドラのドッドッドッドに合わせた小刻みターン(?)が好きです。B’zの音源だとバスドラが打ち込みっぽくて少し音が弱いんですけど、劇場だと低音が上がってお腹に響いて、もう本当にめちゃ好きです……。LovePhantomはギターの速弾きとかチョーキングのところでバチバチのダンス持ってくるのずるくないですか???かっこいいに決まっているじゃないですか……。あとどこの歌詞か定かでは無いんですけど「カラのカラダが〜」ですかね?礼生さんのお隣が確かねずみさんで4人横列でギター弾くみたいなダンスして腕回すみたいなダンス……説明力の無さ……これもすごく好きです…笑。あと1サビの「ふたりでひとつに〜」のところだったと思うんですけど、ちょこちょこ助走してからのスポットがパッ!当たるところ可愛くて好きです!!
 
 そんなかっこいいLovePhantomのあとの、The Opening of Doorsとカリント工場の詩と電車の音。ノスタルジックでどことなく寂れた感じというかセピア感があるのと同時に、電車の音でタイムトラベルしている気持ちにさせてくれます。電車が通り過ぎるたびに今、板の上にいる人物が思い描いている風景は、現在なのか過去なのか考えるのがすごい楽しかったです。思いを馳せるタイムトラベルというよりは、意識が過去に行ってしまうようなタイムトラベル。「空よ 僕を忘れないでくれ」と星空に手を伸ばしたソクラテスを見て同じように星に手を伸ばしたウーバーの意識は多分あの時、あの日のおいらたち、だったと思うんですよね。円盤化されているATOM’06の情報とかわざと入れないようにしていたんですけど、自身2公演目の観劇でWhy?の会の看板を手に持って(これは…!?)って感じのウーバーを見た瞬間からそう感じて、冒頭のこの短い時間の中で現在と過去が重なって流れている……と感動しました。現在と過去の2枚の映画のフィルムを重ねたかのような……そう思うと電車の影だけ見るとフィルムのようにも見えてくる。すごい。深いため息を吐きたくなりますね…。素敵だ…。
語り継いで演じ継いで欲しい作品ですので
ATOM」はもちろん今すぐにでも観たいですし、過去作、まだ観ぬ未来作も継いで欲しいです…!!!
 
 そしてHigh Heel Blues!帯くんがラインライブでおっしゃってたのですが、若手の方々が振り付け考えたんですね!?誰がどこの振り付けを考えたりしたのか思いを巡らすという楽しみが増えましたね!?わたしは窓を開けてフロイトまだかよ〜!みたいにしてるところが好きです!(笑)誰がどこを考えたんですか〜〜〜!!!気になる〜〜〜〜!!!!
そしてフロイトは白い薔薇を持っていたんですね!東京公演が終わった時点で白くて大きめの花とだけ記憶していて、何の花だったのか気になって、白くて大きめの花って何があるかな〜?と思い軽く調べた結果、ヒメウツギという花だったら面白いな、という想像をしてました!花言葉に「潔白」というのがあるらしく。遅刻してきたフロイトが持ってる花が「潔白」って最高に言い訳がましくて面白くないですか?笑 めちゃくちゃ意識して「遅刻したのは僕のせいじゃないです」って言外に表現してる〜ってひとりでニコニコしてました!笑 でも正しくは白い薔薇でしたので花言葉は「純潔」、白い薔薇の夢占いは「献身的な愛情」ですね!笑 だからフロイトは薔薇の声を聞いては照れたり抱きしめようとしていたのですね。しかも”1本の薔薇”は一目惚れの花言葉もあるので、フロイトが無意識に白い薔薇に惹かれてフラフラしてしまうのもしかたがないです〜〜〜〜〜〜!!!(※外から見ると)恋に現を抜かす可愛い男ですね〜〜!!薔薇を咥えたフラメンコのようなダンスも情熱的ですしなんてロマンチストな男なんでしょうかフロイト〜〜〜!!!!!!ん〜〜〜許した!!!!!!!(満面の笑み)
 
 そして至法くんと山野くんが初めましてだったのですが、至法くん声が好きだと思いました。声に優しさとお兄ちゃんみが詰まっている!!めっちゃ遊んでくれそう至法くん!!!そしてパパになってお子さんが娘だったりしたら親バカ気味にでれでれしてそうな至法くん!!!ダンスにも優しさが透けて見えるのに、ダイナミックに決めるところはバシッと決めてくる至法くん!!!好きです。フロイトに出戻りくんって言われたあとの「やめて?」の言い方が絶妙すぎました!笑 そして山野くんのすげー新人入ってきたー!感がすごいですね!?股下5kmありましたよ!?!?股下5kmから繰り出されるダイナミックで大胆なダンスの迫力よ……。そんなダンスと度胸もさることながら、詩の「生きていてよかった」の語り始め、17歳とは思えないほどの重みがあって、すごく印象に残っているんですよね……前後の楽しい曲との落差がすごくてグッと引き込まれるあの感じ……そしておそらくねずみさんの後に続いて山野くんが踊ることが多かったように思ったのですが、それもまた素晴らしい対比。じゅくじゅくに熟したねずみさんとピチピチフレッシュな山野くん、お互いがお互いを引き立てている〜!好き〜!新たな若手convoyの今後が楽しみで仕方がないですね!!
 
 そーたろくんのマドンナの絶妙なしなり感とか、ノックの音なのに一生バントしている礼生さんとかCounty Wicklow Mysticのターンは一生笑っているし、謝罪芸人礼生さんは言わずもがな、そーたろくんの財布をパクって悪い顔している山野くんとか、換気タイムでの山野くんの絶妙なタイミングの「ストップ!」で水飲めない駿一さんとか、曲が終わってしまって「あっ」ってなった山野くん見て、水を吹き出して衣装を濡らす礼生さんとか、アラサーって言われて落ち込んでいるように見せかけて実は笑いを堪えている礼生さんとか、ジェネレーションギャップの壁にぶち当たっているのが日に日にオーバーになっていってもはやエビと化している礼生さんとか、ウーバーに名前聞かれなくて一生虚無顔してる礼生さんとか、他の方も含め、ずっと笑ってました!!
 
 それにしてもRAIN声の厚みが圧倒的で、毎回声の圧に仰け反っていました!!!!ねずみさんの最高に渋くてかっこいいお声で場がバシッと引き締まった後の、若手のRAINの和音が最高に綺麗で……楽しそうで……めちゃくちゃ好きです……嵐だった夜に、ねずみさんやconvoyという一筋の光のカーテンが差し込んで、雨粒が光に反射して世界がキラキラしていて……雨が降って地面はぐちゃぐちゃでも空を見上げれば光があって、自分たちの明日は明るくなるよって言ってくれてるようで、キラキラで、ほんの少し背中を押してくれるようで、朝聴いては少し明るい気持ちになったりしてます!
 
 自由に歩いて愛しても、めちゃくちゃかっこいいですよね…!!演出神か!?ってなります。ジャケットが降りてくる演出かっこよすぎてテンションが爆上がりしますし、そのジャケットを着て、白のムービングがギュルギュル下から上に煽られていく照明がバチバチにかっこよくて本当にもう最高なんですよ!!!!!オリメンさん達の映像をバックにというのもエモいですよね。受け継がれていく青いジャケット……勞動歌の後に来るというのも、とても良くてですね。勞動歌(working song)について調べたんですけど、郭英男/Difangさんはアミ族馬蘭社の頭目……うむ、意味が分からなくて調べました(笑)アミ族馬蘭社は出身地でここでは農業などを営む一族で、大きく伝統的な集落で一族に伝わっている歌や頭目が作った歌を歌って仕事をしていた。頭目とは一族の長で、一族の伝統遺産を守り伝えていくという仕事がある。と、ざっとまとめるとこんな感じなのですが、この曲で後ろに立って踊っている若手を見守っているねずみさんは頭目ということになるのです。つまり、ねずみさんが作り守ってきたconvoyの魂を若手に伝えていくという曲になるので、尊いという感情とオリメンさんたちの映像によりconvoyという積み上げられてきた極上のエンターテインメントに魅入るしかないんですよね……。
 そんな曲から続いて青いジャケットが降りてくるという目に見えた形での継承があるので、convoyを知って好きでいればいるほど、演者のことを知って好きでいればいるほど、好きになってしまうこの曲たち。演劇でメタ要素を取り入れるとき、上手く噛み合わなければ冷めてしまう場合もありますが、convoyはこういったメタ要素が噛み合って、もともとオリメンさんたちだけで綺麗に回っていた歯車に、若手という新たな歯車が噛み合って回り始める。彫刻が掘られていたり装飾がなされたりしてより鮮やかに強烈に、歯車が噛み合う際についた傷や経年劣化による傷すらも美しく味わい深くなる。内情を知らずとも最高に面白いですが、知ることでより深みにはまっていくこの感じ。こういった人間模様もconvoyを極上のエンターテインメントたらしめる要素になって、こうして次に継承できるまでの財産になっているんだな、と思うとすごく眩しくて大切でずっとそこに居たいと、そこに居て欲しい、と強く願っています。
 
 そして真夜中の詩人の会。これはもう書ききれない程の想いと思考が絡み合って、わたしの思考もまだぐちゃぐちゃとしているのですが、そもそもわたしの今持つ思考はひとつのところから見た観点視点であり、これをわざとずらして世界を常に広げている部分であるので、まとまるはずがないんでした…。世界は広いし言葉は難しいですね。手紙を書いていてつくづく思います。でも楽しい。こうしてお手紙を書くの、めちゃくちゃ楽しい。と同時に言葉が出てこなくてクッソーーーーーーーーー!!!!ともなりますが(笑) 脳みそこねくりまわして、分からない単語や言葉の成り立ちを調べて、この言葉って他の言い回しはないんだろうかと調べて、悩みながら言葉を書き連ねていたら、ふいに自分が思って書こうとしていた文章じゃない文章が出てきた瞬間、自分の中から知らない自分が飛び出して、「お前ってそういう事だったのか!」とワクワクします。つまりめちゃくちゃ楽しい!!!!!!!!!!!!!!
 
 さて真夜中の詩人の会ですが始まり方からして希望に溢れていて最高です。荒れていた空に虹が架かり、至法くんに掬い上げられた水溜りの水が、がらくたの楽器で奏でられた音楽ととも弾ける。がらくたは大多数から見ると価値のない雑多なゴミだけれど、がらくたは「ガラガラ」と音楽を奏でる楽器ともなる。そしてタップを踏みステップと踏むことで塵芥(ちりあ”くた”)が舞う。がらくたの倉庫は猫やねずみにとってがらくたの倉庫ではないのと同じように、人間にとってもがらくたの倉庫が”ガラくた”の倉庫へと変貌し、そこは歌い踊り演奏する舞台となる。そしてがらくたは人によっては価値のないゴミのようなものでも人によっては価値のある骨董品にもなりこれらを収集するコレクターもいる。がらくたは我楽多と当て字をするのですが、まさに雑多なもの集めて楽しむ人たちという意味にも取れるし、ただ楽しいモノをたくさん集めた我々、という風にも捉えられる。がらくたの倉庫は、そこに集う彼らによって”ガラくた”の倉庫になり、それをみている私たちも我楽多であるんです。そうして創られたがらくたの倉庫はねずみさんそのもので、生きた証でもあると思うのです。
 
 そこに17歳のピカピカの新人くんが大きく体を跳ねさせた後「生きていてよかった」と溢す様は彼の人生がこれからより深いものになるんだろうなと、この世界で生きていくとコンボイに乗り込んで、こうしてコンボイの新人くんとして板の上に立つ山野くんの背景と、山野くんという人の重みが感じられて、すごく印象に残りました。そして「ぼくがここに」にで我々は他の何者にも侵されることのない唯一無二の存在であると言う。原子ATOMもまたそれ以上に分裂することのできない唯一の存在であるというのだから、帯くんのこの詩はもしかしたらATOMを一番表現しているのかもしれない。
 
 続く礼生さんの詩はATOMへのピックアップというよりはconvoy自体をピックアップした詩であると考えると面白いかもしれないのでは…?なぜconvoy自体なのかというと勞動歌でボレロと同じように倒れるからという、ただそれだけのことなんですけど、そこからボレロまで繋がっているのだとしたら、どこか茫然とそして大切そうに掬い上げられたソレは水溜りの水なのか生命なのか。水であるならば。水には記憶がある、という説をここに当て嵌めたとすると、ねずみさんが作り上げてきたconvoyの記憶を水は覚えていて、礼生さんは継承の歌である勞動歌でその記憶を覗き込んだということになります。それはつまり啓示を受けたかのような、こうしてconvoyで生きることが運命のような、この出会いが偶然が必然を呼び込んだかのような、ある種の奇跡をわたしたちは垣間見たのではないだろうか、という気持ちになります。
 
 至法くんの「虹」では水溜りを掬い上げてキラキラと楽しそうに浴び、こうしてconvoyの一員として生きていることこそ「生」なのだ、と踊っていたのと違い、礼生さんは水溜りをまるで生まれたての赤ん坊を抱き上げるかのごとく、祈りを捧げているかのごとく大切に大切に掬い上げているのを見ると、至法さんの”convoyとして”ではなく、”convoyそのものである”ということに「生」をみたのではないかと、コンボイ若手メンバーである至法さんとの対比で私はこのシーンにたくさんの感情が湧いてくるわけです。
 
 そして掬い上げられたものが生命であるならば。ボレロへの伏線という思考からその水溜りは深淵(abyss)なのだとも思っていて。そもそもボレロを私は、舞曲ボレロの語源のひとつ、軽やかな身のこなしから来るvolar(飛ぶ)から連想して”死の世界へのダイブ”という解釈を繰り広げている人間なので、深淵という水の深く淀んだ場所、悪魔学における進化の終着点、すなわち人間の行き着く最後の未来「死」を勞動歌のときに覗き込んだということになるんですね。つまり礼生さんが覗き込んだ水溜りは、板の上で生まれた新たな「生」と、板の上で生きた最後の未来「死」という人生そのものがその水溜りの中にあったのではないかという……。そこに放り込まれる「わくわく」という希死念慮さえ漂う死生観に、こちらはもう息を呑むしかなくなるわけです。生と死がすぐそこにあるわけなので。大阪千秋楽のときにだけ私はみたのですが「わくわく」の詩(死)を語り終わり、その命が終わろうとするその瞬間、うっそりと笑顔を浮かべていたのを、みて、ゾッとしました。「あぁ…彼は今本当に死んでしまった…」という恐怖と、死の世界に魅入られる礼生さんに私も魅入られて引き摺り込まれて共に地獄に行くかのような恐ろしさ。
 
 そうやって忍び寄ってきた死に「来世」という死後のその先の世界が混ざり合うので、本当にとんでもないわけですよ。そもそも壮太郎くんはどこの立ち位置の人間なのかという解釈がとてもたくさんあるわけですが、ここでは壮太郎くん自身であるとして。そうすると壮太郎くんが来世でも思い出したい「君」とは誰なのだろうか。「君」とはただの人間としての誰かではなく、ただ呼びかけるモノへの対象としての「君」であるならば、肩に手を置き立ち上がらせた対象が礼生さんということから”convoyそのもの”になるのではないだろうか。一生かかったとしてもその全てを理解することはできない何かを教わるため「ぼく」になるのだとしたら、これは壮太郎くんのconvoyに対する向き合い方の詩になるのかもしれないですね。
 
 バーンズくんの「Blowin' in the Wind」でボレロで倒れた2人をとても静かに見つめている様はまるで詩の中の「どれだけの人が亡くなれば、多くの人が死んだことに気がつくのだろう」という亡くなってしまった人を悲しみ諦観しているしているように見えました。ただ、そこから”答えは風に吹かれている”なので、起こってしまったことを、ただそうであるように悟っているのではなく、答えは不変ではなく移り変わっていくものだからこそ考え続けることが大事だという詩で。また人の死を語る前に、人の成長や終わり方についても触れているので、そこにあって、そこにはないもの、人生そのものについて語っているようにも感じます。そして風の音と共にやってくる「わたしと小鳥とすずと」では”みんなちがって、みんないい”という人がそれぞれ持つその人にしか持ち得ない個を大切にすること、を語っている。「ぼくがここに」に似ている感じもしますが、「ぼくがここに」は存在そのものとしての個の確立であって「わたしと小鳥とすずと」は個が個であるために持ち得る何かがある、というものなので正確には違うのかなと。風の音と共にやってくるというも良いですよね。”答えは風に吹かれている”の風に乗って自分とは何かの答えを探している感じで。しかも「正解」に続くという。「Blowin' in the Wind」から「正解」まではひとつの大きな塊だと思っていて、答えは風に吹かれているから人生とは何かと考え続けることが大切で、その風に乗ってやってきたわたしはわたし足る個をすでに持っているので、自分の中に存在するアイデンティティを持って、そうしてわたしが考え続けた答えは、わたしがこれから歩く人生にある、という一連の流れがなんとなくあるような気がするんですよね。風に吹かれているからこそ、「正解」の”答えがすでにある問いなんかに用などはない”し、”答え合わせのときに私はもういない”になるんですよね。convoyの若手たちがねずみさんぐらいの年齢になったときにねずみさん自身がもうこの世には居ないかもしれない、っていう解釈ももちろんあると思うんですけど、今この瞬間のわたしが次の瞬間にはもう過去のことであって今のわたしはもう居ない、っていう方の解釈としての一連の流れ。ただただ凄くて、気持ちが良くて、「真夜中の詩人の会」というこの世界に没頭してしまいます。
 
 最後に「カリント工場の煙突の上に」わたし、絵画や宗教画を見ている気分になります。まずその教会のステンドグラスのような、ジェンダーレスな白シャツを華麗に着こなして踊って、何者でもなく何者にも成れるまっさらなATOMたちが、感情を込めながらも素直な透明感溢れる表情でそこにいるのが清廉で、板の上に立つ喜びと”ここ”にいたいという切実な思いに溢れている尊いものに思いました。そして最後にATOMたちがセンターにぎゅっと集って、彼らの世界に合わせて閉まる幕が額縁となり、彼らは額縁に収められたひとつの絵画で、ひとつの世界となるんです。絵画というものは次世代に遺され、たくさんの人がそれを見てそれぞれの解釈や思考を持つものだと思っていて。ATOMたちの生きてきた瞬間を切り取った最後のあの瞬間の絵画も”そう”で、オリメンさん達から託され繋いでいく若手を見た我々がたくさんの解釈と思考を持つ。「視点が変われば世界も変わる」と額縁だけを手に持って、一瞬一瞬が切り取られた世界を次々と額縁に納めていくねずみさんと、それを見ている我々がそれぞれの思考と解釈を展開していく。一瞬を切り取った絵画でもそこには無限の思考と可能性が広がっていると考えると、尊いものを、過去と今と未来が重なって、託し託され繋がってきたものをわたしたちは今、目撃しているんだな、と胸がいっぱいになります。
そうした絵画的解釈から離れると、「カリント工場の煙突の上に」という曲が持つ寂寥感と、感情が顕になったになったみなさんの表情、何かに縋り付きたいかのような必死な感じの表現、それとは反対に「今、”ここ”にいる」幸せを噛み締めた透明な笑顔が、力強く美しく、どこか刹那的で物悲しい風景がずっと脳裏から離れないです。
 そして単純どストレートに好きな部分を述べさせてもらいますと、たぶん「ずっと胸の奥に」だったと思うのですが、手を胸と腹に沿わせて左右に撫でるダンスが私の心臓をいい意味でキュッとさせ、「赤い口紅がついてた煙草」で口紅を拭う仕草にドキっとします。そーたろーくんの「風に揺れる万国旗」も好きです。「空よ僕を忘れないでくれ」の移り変わっていく表情もすごく好きです。まあ全部好きなんですけどね。結局ね。大好きです全部が全部。
 
 いやもう単純にすごい。なぜこんなにも(私の頭の中だけだとしても)意味合いの繋がりとかが生まれてくるんですか?本当に好きな詩集をそれぞれ打ち合わせもなく選んだんですか????本当に???何かに導かれているとしか思えないこの偶然が呼び込んだ必然。恐ろしい作品ですね。好き。構成が神懸かってますよね。わたしには理解し得ないというか理解しようにも深すぎて全容が見えないから一生ねずみさんの世界に潜っている。ねずみさんの先見の明というか千里眼みたいなものに、五体投地するしかないですよね……。コンボイの沼、気持ち良すぎません……?僕が今でも泳げないわけは、沼に沈み続けているから(コラ)……。実際この手紙に書いてないだけでまだ色んな解釈(とくにボレロボレロ大好き芸人としてアメトーク出れるレベル)がポロポロ出てくるんですよね。今回は哲学者のことに触れない感じで手紙を書きましたが、少しだけフロイトのことを学んで、それをATOM脳に変換していくのも凄く楽しかったです。ATOM最高のコンテンツです。ありがとうございます。脳みそにいい栄養です。
 
「I’m here」とATOMの帯くんの詩「ぼくがここに」が私の中で突然繋がってATOM脳になりまして。「ぼくがここに」で”ここ”に存在するぼくは何者にも侵食されることはなく、唯一無二の存在であると語られた後に発表された「I’m here」はあまりにも意味が分かりすぎて、鮮烈に”本田礼生”という存在が際立って眩しくなりました。(仮)で広げていった役者「本田礼生」という変容してきたものがキュッと凝縮して、この瞬間の「本田礼生」という存在を確定付けるだなんて、滾らないわけが無かった…!そしてアメリカという地。自由主義で”個"を大事にするお国柄なので、「I’m here」というタイトルはアメリカで撮影したからこそ生まれたタイトル!アメリカの政治史の出発点となるルイス・ハーツ著書「アメリ自由主義の伝統」には「生まれながらにして平等」とあるそうです。生まれながらして平等というのは宇宙から見れば人は皆、原子ATOMである、というのと同義になると思うんですよ。またATOMに繋がってしまう…!ATOM…本当に恐ろしい子…。予定が延期されたのもあって、どのタイミングで写真集のタイトルを決め、ATOMのあれこれがあったのかのタイミングは全然分かりませんが、これもまた「偶然が呼び込んだ必然」ですよね。ほんとうにすごい。最終的にすごいとしか言えなくなります。それだけすごい作品をこうして観劇することができて、本当に幸せでした。心に響く星屑バンプと脳に語りかけてくるATOM。を生み出したTHE CONVOY SHOW。出会えて本当に良かったです。ありがとうございます。礼生さんに出会えたおかげです。
 
 

convoy「ATOM」哲学っぽいのと追加覚書

THE CONVOY SHOW Vol.39「ATOM」続き

 


 

観劇日:2020/8/15昼夜、16昼

チケ追加したよ😊2020/8/29昼夜、30

 

・もはや全てあやふや、逆に教えてください

・脱線しないときはない

・オリメンさんたちの「ATOM」円盤はまだ見ていない

・通販でパンフ買ったので現在手元にないので、役とか詩集とか違うところ多いと思う

・過去に哲学の勉強はしてないので、個人的解釈のオンパレード

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思い出した順に
ラブ・ファントムのあと、ねずみさん(ウーバーイーツの人)と高橋くん(ソクラテス)がすれ違って、”カリント工場の煙突の上に”の詩をソクラテスが読んだ後、バーンズくん(プラトン)が登場してソクラテスに「指の上に星を置いてみろ。あの日は…あの日はどうだった!?」って問いかけられるんだけど、”あの日”を明言しないことで、問いかけられた側が自分の中の”あの日”がどの日なのか色々考えてしまうこの感じ。物語として読むには面白いけど、実際に問いかけられたら、いや、どの日だよって突っ込んじゃうよね〜分かる〜〜。

あの日って誰かにとっての大事な日が誰かにとってはなんてことのない日でもあるし、犬の散歩をしてる人のわんこを見て可愛い〜って思った日が、convoyと劇的な出会いをした日でもある。もしかしたらなんてことないと思っていた日が未来で大事な大切な日になるって面白いよな。

 

わたしがその瞬間に思い浮かべたあの日は、初めての礼生さんの舞台(星屑バンプ再再演)を生で観たあの日。ほぼずっと泣いてて目が痛くて心も痛くてあたたかいものに包まれたあの日。人生変わるんじゃないかって衝撃を与えられたあの日。「死ぬまでに一度は観るべき」と北野武さんに言われるほどのエンターテインメントなんだけど、本当にそうだと思う。舞台に今まで触れたことがない方でも、必ずどこかしらに刺さるんだと思う。ダンスに惹かれる人、タップに惹かれる人、歌に惹かれる人、お芝居に惹かれる人、ストーリーに惹かれる人。好きな役者さんがいなくても惹き込まれること間違いなし。得るものしかねぇ。あとディズニーとかUSJのショー(ストリートでやってるようなのとか)が好きな人は絶対に好きになると思うTHE CONVOY SHOW。何か心に刺さると思うけど、刺さらずともシンプルにかっこいい10代〜60代が繰り出す最高のショーが待ってるからディズニーに行く感じで、気軽にどうぞ♡

 

若手の特技披露タイムがあるんですけど、礼生さんは片手肘ラビットしてましたね。片手の肘倒立でピョンコラ跳ねてるやつです。15日ソワレでは1990もしてた。片手倒立で回転するやつ。なにそれ?って方は本田礼生オフィシャルに月440円支払えば、礼生さんが練習風景っていうムービーあげてるので是非。オフィシャルのギャラリーにもconvoyのお写真めちゃ上がってるので是非。ONE!の舞台写真もUPされているぞ。お写真の枚数と解像度やべえぞ。ギャラリーが更新されたときの課金させて?????感はすごい。いつでも退会できるし、一度入会してみてはいかがでしょうか??(華麗なるダイマ)

 

本田礼生オフィシャルサイトはコチラ

https://honda-reo.com/

THE CONVOY SHOWのHPはコチラ

http://theconvoyshow.com/

 

 

ATOMと歌をこじつけてみた
まず言っておきたいのは、1人の人間の中に存在する”僕”と”ぼく”のストーリーで捏造100%みたいなものです。二重人格というわけではなく、1人の人間でも、ありのままの「僕」と、そうありたい「ぼく」っていう自分の中に存在するギャップとか現実と理想の自分という、同じだけど、同じじゃない、そんなお話をATOM楽曲に当てはめてみた感じです。

 

そして大前提として、ATOMたち若者はこれからの人生でどうなりたいのか追い求め、悩み、哲学者に扮して討論することで自己を肯定しようとしている、という設定です。それでもよければ。(途中から頭が疲れている)

 

▷LovePhantom

たぶん本来は愛し合ってた2人の間に生じたすれ違い、でも君がいないと僕は…みたいな愛と依存の歌詞だと雑解釈してるんだけど、今此処では、歌詞における"僕"は「現実の僕」"君"は「理想のぼく」だと思ってて。若者たちは自分の人生でどうなりたいか、まだ悩んでいる最中なので、理想のぼくを探して追い求めるんだけど、そんなものはすぐには手に入らないし、理想と現実の差に絶望するときもあると思うのね。だから「いらない何も捨ててしまおう 君を探し彷徨うmy soul」であって。現実に囚われている僕を全て、ぼくに委ねたい、全部あげたいんです。「途中の人はいいね」の途中の人は、僕の中にぼくがいると気付いてなかったりする人のことだと思ってる。そもそもタイトル「LovePhantom」を直訳すると「愛する幻影」なんですよ。幻影ってことは本当は実体としてそこにいないんです。ぼくは。僕の中存在しているので。でも実体として生きているのは僕なので「僕の中にいるぼく」を支えに生きていくしかないんだけど、生きていれば現実の僕が理想のぼくに追いついて重なることたってあって、それがあるからこそ、より強く追い求めてしまうので、ぼくに依存するし愛するし嫉妬するし憎く想ってしまう。なので、「ATOM」において1曲目に存在するLovePhantomなんです。若者が1番悩んで苦しんで追い求めている曲。

http://j-lyric.net/artist/a00067d/l006efb.html

 

▷RAIN

これはねずみさんという、過去すでにLovePhantomのような葛藤をして色々経験された方から、若者たちにとつとつと語りかける歌であり、また激しく「ぼく」を追い求めるのではなく、「ぼく」といい距離で付き合えていると思っている「僕」の歌です。追い求めてないわけじゃないんですけどね。

そうなると「どこかで永遠に待ち続けているから  どこかで永遠に待ち続けていておくれって  それは 永遠にさよならって意味になるのかな? それとも永遠に想い合っていようって意味になるのかな?」が少し切なくなってくるよね。ぼくが永遠に僕を待ち続けてるんですよ。実は隣にいるんだけどね。隣にいるから1人分の傘ではどちらかの肩はが濡れてしまうよね。ちょっと切ない。

 

 

▷アトムの子

デモクリトスの「原子(atom)論」から、それ以上分けることのできない、無に等しいただ唯一の存在「ATOM」。この世の全てのものはatomでできており、ただ唯一の何者でもない僕たちは何にでもなれる!と希望を抱く歌。プーさんと同じですね。「ぼくは何もしていないをしているよ」っていうプーさんの言葉。これは「これから何でもできる」っていう意味なので。わたしたちはATOMでありプーさんです。はちみつ食べよ。

歌詞の「意地悪する子」は自分の中にいる卑屈なぼくだったりするので、最後には仲良くなれたりできるんですよね。卑屈な自分も自分には変わらないので。すぐには無理でも時間が経てば受け入れたりできるからね。僕とぼくとぼくが手を取り合い歩き始めた歌。あの場所にアトムがたくさんいるんだけど、あれは全部、たくさんいるいろんなぼくです。

 

▷勞動歌

▷自由に歩いて愛して

ここら辺はアトムの子と似たような感じで、ぼくは何にでもなれる!と頑張ったり、埋められないギャップとかに対して、ぼくに囚われていたり憎らしく思う気持ちが少し解放されていたりする曲かな?僕とぼくで手を取り合い奮起して歩く、希望に満ちた歌。そんな曲でオリメンさんたちの映像が流れるのエモいな……。「自由に歩いて愛して」ってタイトルの曲で若者たちの特技披露があるのも納得しかない。

 

ボレロ

▷Blowin' In the Wind

前の曲たち、考えなどをもって旅したんですかね、死生観とか在るべき姿を歌っている。でも答えは風の中。うん。ぼくを追い求める僕だけど、正解ってないし、追いついてもさらにその先があるし、途中で変わったりする。気ままに翔け、手に掴むことができない風の中に答えがある。うん。

 

▷正解

これは歌詞のまんまじゃねぇかな

 

▷カリント工場の煙突の上に

生きていく中で僕は、ぼくを捨てたことがあったんでしょうね。僕が捨てたぼくを想う歌かな…。

 

 

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途中から頭が疲れてしまったけど、だいたいこんな感じ。僕がぼくを追い求めるひとつの人生が「ATOM」の中で使われる楽曲に込められていたら、という話。まだまだ解釈のしようはあるので、ぽつぽつ考えていこうと思う〜。

 

 

 

 Why?の会に参加する哲学者たち
とは、哲学者に扮した若者たちが互いにWhy?を投げかけて討論する集会。昔にもWhy?の会があったらしい。この昔のWhy?の会の映像記録もあるんだって。ふふ。

まだ自分のあり方とかを悩んでいるから、哲学者に扮してはいても、若者自身がよく理解していなかったりするところが哲学という取っ付きにくいテーマに親近感が少しわくような気がする。観ているわたしたちも同じように頭をこねくり回しては言葉の意味とかを反芻しながらも、無意識にその世界に没頭するスピードが加速させられている感じ。最高に面白い。

 

▶本田礼生さん「ジームクント・フロイト

夢に出てきて、Why?の会に向かう途中に見つけた花って、私の目と記憶力が悪いので最初は百合かと思ったけど白い百合の花言葉は「純潔」だから違うかぁ、となってそれっぽい花を探してたんだけど、ヒメウツギだったら面白いな〜。花言葉に「潔白」があるからさぁ(笑) 時期が春〜初夏辺りらしいから違うかもだけど、「遅刻してしまったのは昨日夢に見たこの花が道端にあって〜」って言ってるフロイトが潔白のヒメウツギ持ってたら笑う。めっちゃ意識して遅刻の言い訳してるやん、ってなるから笑っちゃうよね(笑) ちなみに百合でも赤とかピンクなら「虚栄心」だからこれまた面白いんだけど。誰かあの花がどの花なのか分かってる方いません????

 

精神科医。【神経症研究・自由連想法・無意識研究】

ヒステリー症状の研究を始める。ヒステリーは幼少期に受けた性的虐待の結果であるとし、ヒステリー患者が無意識に抑圧したことを自覚することで症状が軽快に向かうとした。その治療法を「自由連想法」という。自由連想法とは、患者が自由に連想を始めることができる環境を整えること。患者が自由に頭に浮かんだものを話してもらい、分析者は要所要所で質問やコメントをする。これを繰り返すことで無意識の意識化に繋げていく。そうして意識化されることで「気付き(言語化)」が生まれ、症状が消えていくという治療法。

自然科学者でもあるフロイトは、精神分析はあくまでも「科学」であり、ヒステリーなどの物事にはすべて原因があると考えた。夢もそのひとつで、人間が夢を見るのは「願望の充足」のためである。夢を分析することで、その人の隠された願望や不安を読み取れると考え「夢判断」の手法を生み出した。夢に出てくる事象には意味やパターンがあると考えこれを「夢の象徴」と呼んだ。そのひとつに”死”は旅立ちや汽車旅行のシーンで現れる。

自由連想法や夢などはすべて無意識が関わることから、やがてフロイトの関心は無意識そのものに移行する。「意識は人間の思考の氷山の一角であって、意識の下には広大な無意識が広がっている。」

 

ネットで調べてザザッとまとめるとたぶんこんな感じ。ここでATOMのお話に戻ると、フロイト扮する礼生さんが「わくわく」で死生観を語っているんだけど、最後の段落で「じぶんが しぬのはたのしみでも だれかがしぬのは かなしいし つまんない たびにでるひとを みおくるのににてる でもわたしは さよならはいわない わかれるときは いってらっしゃい といおう」で締められるんだけど、哲学者フロイトの夢判断で、”死”は旅立ちや汽車旅行のシーンとして現れる、とあってひとつの流れとして重なってしまってぞくっとした。フロイトが語るに相応しすぎる。

そして前の記事でわたしは「わくわく(=無意識)」「来世(=意識)」「ボレロ(=死の世界へのダイブ)」みたいな解釈を繰り広げてしまったんだけど、あながち間違いじゃないんでは……???となって今両手を合わせて天を仰いでいる。

 

 

 

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以下、勉強&解釈途中(まじでメモ)


▶荒田至法くん「ダーウィン

進化論の人。「この世に生き残る生き物は、最も力が強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できるものだ」


▶伊藤壮太郎くん「イマヌエル・カント

批判哲学。認識論。

 

バーンズ勇気くん「プラトン

古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子。"正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行動することなり"。

劇中にて、ソクラテス「正義はどこにあるのか?」プラトン「己の魂の中に」


▶高橋駿一くん「ソクラテス

無知の知。抽象概念の明確化。対話法による真理の研究。

 

▶帯金遼太くん「ルネ・デカルト

"我思う、ゆえに我あり"


▶山野くん「ジャン=ポール・サルトル

無神論実存主義。"実存が本質に先立つ"。"人間は自らの行動の中で、自らを定義する"。”人間は自由という刑に処されている”。


▶今村ねずみさん「ウーバーイーツの人、デモクリトス

自然哲学者。原子(アトム)論。 

 

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Why?

ねずみさん「おれたちは今、どこにいる?」

帯くん『ここにいる』

Why?

ねずみさん「”ここ”とはどこだ?」

 そーたろー『ガラクタの倉庫だ』

Why?

ねずみさん「それじゃあ、ここに住んでいるブラザーサン(猫)、シスタームーン(猫)にとっても”ここ”はガラクタの倉庫なのか?」

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詩集 
詩:(?)ワーズワース「The RAINBOW」和訳「虹」▷至法くん

詩:相田みつを「生きていてよかった」"雨の日には雨の中を 風の日には風の中を" ▷山野くん

詩:まど みちお「ぼくがここに」▷おびくん

詩集:谷川俊太郎「ぼくは ぼく」”わくわく” ▷ 礼生さん

詩集:谷郁雄「愛の詩集」”来世” ▷ そーたろーくん

歌詞:Blowin'In the Wind(?)  ▷ バーンズくん

詩:金子みすゞ「童話集」”わたしと小鳥とすずと” ▷ 高橋くん

歌詞:カリント工場の煙突の上に ▷ ねずみさん

 

礼生さん以降の詩についてはまあまあ覚えてるのに、それ以前の記憶が曖昧なの、ボレロで記憶ぶっ飛んでる感しかなくて笑う。だってボレロで思考のすべて持っていかれるからさ……(162834138回目の言い訳)

 

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追記
大阪公演で気付いたんだけど、勞動歌で礼生さん、倒れる振りがあって。その倒れ方、ボレロじゃん……。つまり勞動しているときにぶっ倒れてしまった……?ということはだよ。ボレロの最後の倒れるところまで繋がっているよな…?勞動歌からボレロまで、倒れていて意識はないのかもしれない可能性も出てきたよね。自由に歩いて愛しても夢の中で、タップのときも夢の中?夢の中で楽しい時間を過ごしていた…とするならば、あれは走馬灯であり、死ぬ間際に見る安らぎの夢…?

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/06/news115.html

歌って踊ってブレイクダンスして、舞台上にいることが安らぎで人生。29日夜公演が中止になったその日の夜、「少しでも長く板の上に居させてくださって、本当にありがとうございました」とTwitterでおっしゃった礼生さん。板の上で生きて死んでいくんだね、貴方は。全部観たい。

わたし、板の上にいる礼生さんをとくに美しいと常日頃思っているんですけど、その美しさって顔が綺麗という美しさではなく、「今!板の上にいて、芝居をして、踊って、歌っている!」という板の上で命を燃やしている生命の美しさだと思っていて。その美しさを個人的に感じていたのものが、今回板の上で如実に表現されてしまったようで、恐ろしいほどに美しくて、だからこんなにも魅せられるんだろうな、と思った。

 

そして29日夜公演。嫌な音の消え方だな、と思っていたらマイクも音も全て消えて2度幕が降り中止という判断。むしろあの短時間で公演を中止にして、大千秋楽の後に振替をするという判断をしたのは凄いと思う。演者とスタッフ、観客の信頼関係と、完全なショーを魅せたいというプライドが織り成せることだと思う。

 

そして、板の上にいた彼ら、本当に本当に本当にかっこよかった。悔しかったと思う。当たり前だ。それでもマイクも音楽も鳴らないあの状況でできる、最高のショーだった。最初にねずみさんのマイクが消え肉声での台詞、勞動歌も流れず、幕を閉める最初の判断をしたとき、足を強く踏み鳴らして幕の後ろに消えた彼ら、強かった。とてもとても強かった。一度機材が復旧して幕が開くもまた音が消えて。中止の判断がなされて。最後に幕が開いた。そこには演者がスッと立っていて、音がなくても自分自身を音楽に出来るタップが始まった。タップの音と演者の掛け声そして観客の手拍子。普段の舞台の世界観にのめり込む感じではなく、それでもただ、この今一瞬の舞台を最高のものにしようという、全員がひとつの方向を向いた、パワーが舞台で足を踏み鳴らす彼らに集まっていくあの空気。最高で最高にかっこよかった。もちろんトラブルなどなく完璧なショーを魅せることがベストかもしれない。けれど、タップが終わり演者がお辞儀をし、観客がスタンディングオベーションになったあの瞬間、最高の空間だった。だから振替も大丈夫なんだ。だって彼らはconvoyなのだから!!


【言語メモ】 

イデア論

アリストテレス

ガラパゴス フィンチ 進化論

 

2020/8/15〜16 THE CONVOY SHOW Vol.39「ATOM」

2020/8/15昼夜、16昼

・書きなぐり感想(自分用メモ)※幻覚あり※うろ覚え多数

・本田礼生さんばっかり観てる

・ネタバレしかない&時系列バラバラ

・オリメンさんたちの「ATOM」円盤はまだ見ていない

・通販でパンフ買ったので現在手元にないので、役とか詩集とか違うところ多いと思う

・哲学などについては勉強したわけではなく、「ATOM」を観たあとにネットで調べたものと自分自身の考え方・解釈・妄想などを織り交ぜたものを、ただひたすら書き殴ってるだけ 

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まずは公演開催して頂けたこと、そして観劇できたことに感謝。そして観劇中に哲学しすぎて頭が痛くなるの巻。本田礼生&伊藤壮太郎によるボレロ×コンテンポラリー+「ワクワク」×「来世」=一生観ていたい。哲学者今村ねずみ著書の「ATOM」の本が欲しいです大社長。

 

(Why?の会とか哲学的なことについてはまた別に)

 

IQ2の感想文

M1のラブファントムさぁ!頭サビ終わりAメロで、若手の後ろからバシッとスポット浴びて登場してさぁ!バッチバチに踊るダブルアラサーのねずみさん、意味分からんくらいかっこよくないですか。本当に意味分からんくらいかっこよくて最初から脳みそ溶けたよね。この時点でチケ代約1万円の元が取れている。これ何回言えば良いの?ってぐらい言ってるけど、公演見る度に思うよね。幕が開いてからの1音目、振りの動作の1つ目で本当に圧倒されるんだよなぁ……。

若手が登場で、すごいやばい最高!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!!!!!ってなった後に待ち構える、すごい!!!!!やばい!!!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってなるあの感じ。はぁ〜…すき。そして歌詞の「がまんできない 僕を全部あげよう」で拳を握って腰をクイッと上げる礼生さんに エッッッッッッッrってなる。R18の方じゃなくてセクシャルな方の。


演出的な面で言うと、ステージ上方奥でオリメンさんたちの「ATOM」の映像が流れるのエモいがすぎる。あんなの…!あんなの、泣くしかねぇ。頭の中は哲学で回っていたからシナプスが涙腺に指示してくれなくて涙は流れなかったけど、心はエモさで泣いてた。その後、上からさ、青いジャケットがバトンに吊るされて降りてくるんだけどさ、それもめちゃめちゃに好き。まじで。オリメンさんたちが流れる映像のある同じような場所から、オリメンさんが過去に着たであろう衣装が降りてくるんやで。過去から今へ。オリメンさんから若手へ。繋がりとかさ、継承とかさ、託す、とかさ、そんなものを感じたのでこれまた心の中で大号泣した。

早くFC入会と「ATOM」の円盤を買わなければ。

 

そして初めましての山野光くん。スタイルお化けか!!!!!!手足が長いんよ。あと顔が小ちゃいんよ。スタイルお化け〜!!!長い手足で大胆に踊るから舞台上で映えること風のごとくなんだわ(?)繊細さとか色気じゃなくて、動きがフレッシュでパワーに溢れて度胸があって、こいつァやべェすげェ子が入ってきたな…!って感じだった。大胆で繊細さは感じ無かったように思う(雑というわけではなく)けど、でも体柔らかくて型はバシッと決めてくるからかっこいいし、おっ!と目を持っていかれる感じ。大宮から埼京線で新宿に乗り込んできた山野くん。ようこそconvoyへ☺️

 

そしてバーンズくんアクロ組と一緒にバク転とかしてて、タンブリングの成果!!!って感動した。あと動きに華がある感じでやっぱり好き。サラサラストレート黒髪を振り乱してるのセクシャルで好き。結果、好き。でもやっぱり英語は単語の聞き取りが辛うじてできるぐらいだから、バーンズ英会話教室開いて。できれば教本は星屑バンプの台本で。


あと舞台上にいる至法くんは初めましてで。やっとお芝居とダンスを拝見できたわけですけど、至法くんの声が好きだ。あと緩急の付け方?喋りだしのタイミング?とかも好き。声がさ、優しいのよね。聞き取りやすくて。癖がない感じでスッと心に流れ込んでいく感じ。なんか、素敵なパッパになりそう笑

 

礼生さんのヲタクでツイステのヲタクもやってる方いたら、フロイトって呼ばれた瞬間ビクッてせんかった?わたしはフロイドに一瞬聞こえてビクッてしたよ(笑)でもフロイドするには身長が……アッ


身長といえば(?)フロイトが遅刻した理由が「足が短いからと言われた方が納得できる!」って至法ダーウィンくんに言われるんだけど、ダーウィンも変わんないだろ!って言われて「ぼくは回転数で補っているんだ!」みたいな言い訳したりしてるんだけど結局のところ、足の長い高橋ソクラテスくんやバーンズ=プラトンが足を組み替えたりウォーキングしたりしてる後ろで、足が短い組の本田フロイト、荒田ダーウィン、伊藤カント、帯金デカルトが階段でちまっと横並びしてるのめっっっっっちゃ可愛いし、みんな身長が似たようなもんだから、愉快なカルテットみたいでソーキュートだった…🥰 でもみんなスーツとか着たりして踊ってると足長く見えるから大丈夫だし、ソクラテスプラトンが長いだけだから大丈夫なんだなぁ🥰


フロイトくん可愛い話でいえば、遅刻したことを、ちゃんと謝れよ!って皆から詰められて、終始ふざけた態度でゴメンネェ…ってするフロイトくん傍から見てる(ここ大事)とすんごい可愛いんだわ〜〜おばか〜〜!ゴメンネェ…ってダーウィンのお手手とかをキュッと握るんじゃないよ〜〜あとプラトンには首にチュ😚ってしてるんじゃないよぉ〜〜甘えてんのか〜〜〜??バブなのか〜〜〜???それとも身長が足りなくて首になっちゃってるだけなのか〜〜〜〜?????かんわいいいいいいい🤮🤮🤮🤮ちなみに15日マチネは1回、ソワレは2回、16マチネは1回だった。リップ音〜〜〜!!!

 

山野くんは大胆でもぎたてフレッシュキュアライト(プリキュア詳しくない)✨✨✨✨って感じなのに対してオーチャード組+礼生さんの色気よ。軽やかというか余裕があるというか。動きに柔らかさがあって"大人"感が増してた。山野くんというプリキュアが入ってきたから余計にそう感じた…。そーたろーくんといえば身体表現なので当たり前なのだけど、礼生さん、なんか動きの柔らかさが増した…?元々の、音ハメとキレのある動きと魅せ方と無重力感による軽やかさと滑らかさとアクロやブレイクの大胆さに、柔らかさが加わってないですか…??滑らかさと柔らかさはニュアンスの違いみたいなもんだけど…。この柔らかさはオリメンさんたちが持っているようなニュアンスを感じたんだよね。すんごいなぁ……。

 

などと思ったらボレロ何。ねえ。ボレロ。そして詩集。コンテンポラリー。何アレ。瞬き出来なかったよ。タップでキャラキャラにこにこしてたら、いきなり白と赤の世界への没入。やばかった。なんだアレは現実か…?

 

 

ボレロ×コンテ×”し”

この”し”は詩であり死であり、たぶん私。なんかもう凄すぎて圧倒オブ圧倒で、普段そーたろーって心の中で呼んでるのにボレロの中では壮太郎さんになった。
そもそも礼生さんは精神分析学の創始者で心理学者のフロイトとなっていて、意識と無意識の語りをするので、認識している自分と認識してない自分というか、境界が曖昧なものを語るんですね。そんな人と壮太郎さんの認識や理性、経験的観測とかの自我や境界をはっきりさせるようなことを語るカントという、ある意味正反対な2人が手を取り合ってボレロでコンテンポラリーをするという…。

ボレロってもともと舞曲で、軽やかな身のこなしからvolar(飛ぶ)という言葉に関連があるとされてて、その後ラヴェルボレロが有名になったらしい(らしい)んだけど、飛ぶってさぁ…今回の場合ただのジャンプとかそういうのじゃなくて、境界を飛び越えるとか死の世界へのダイブ的な"飛ぶ"じゃん……。

 

流れで言うと全員でのタップの後、ボレロが小さく流れ始める。椅子が運ばれて礼生さんがそこに脱力した感じで座り、タップシューズを脱がされて裸足になり皆が舞台上から居なくなり、「わくわく」が語られる。語り終わったら舞台上に倒れて壮太郎さんが登場。「来世」が語られる。語り中に壮太郎さんが礼生さんを起き上がらせる。突然ボレロが大きくなり2人の手を取り合いコンテンポラリーが始まり、最後には2人同時に倒れて終わり。なんだけども。


「わくわく」の言い方がもう既に心がここにあるのかが分からない。楽しそうではなく無ではなく狂気的ではなく、うっそりと笑ってる感じ。そこから死生観が語られていくんだけど、

 


"死ぬのは怖くないよ。死にたいとは思ってないし、できれば長生きして、孫とたくさん遊んでから死にたい。死んだらどんな世界が広がっているのか、それを見るのが楽しみだから。でも、誰かが死ぬのは寂しいし、つまらない。旅に出る人を見送るのに似ている。だから、お別れする時は「いってらっしゃい」と手を振る" (ニュアンス)(詩集買わねば)

 


そして心臓が痛いかのように胸を押さえてよろけ、パタリと倒れるんだけど、まず最初に椅子に座って靴を脱がされたその時からもう自分の死を悟っていて、病院で車椅子に座らされたような絵に見え始めて。「寂しくてつまらない」のところは椅子から立ち上がって、椅子に座っている誰かを慈しむような頬を撫でるような感じで。「いってらっしゃい」で椅子を舞台袖に向かって転がすので、舞台袖はもうアチラの世界なんだよね。そこに意識と無意識の話をかけてしまうと、”無意識”は椅子に座っていて、”意識”がアチラへいく”無意識”を見送るということになるんじゃないか、自分自身を見送るという空恐ろしさを薄らと感じた。

礼生さんの、死に向かう人の、すでに無性で、人間じゃないような虚というか朧というか、表現力がもうすごい。言語化できない。


それで礼生さんが倒れ、壮太郎さんが登場して「来世」。

 


"もしも 生まれ変わるなら もう一度 僕になる

君が 僕の目の前を通り過ぎたとき

それが君だと 思い出せるように"

 


この語りの途中で礼生さんの肩を掴んで起こすんだけどつまりそれは壮太郎さんの"来世の君"が礼生さんになった瞬間で。それぞれの物語が重なって、ふたりの人生を色々思い浮かべてしまう〜!幻覚かもだけど、最後の"思い出せるように"のところで通り過ぎようとした礼生さんの手を引いて視線が絡み合ったふたりがハッとした表情を浮かべたように見えたからあの瞬間思い出したんだろうか……ってところでBGMレベルだったボレロが、大音量でドンッと始まって、それまでポツンと白いスポットだった照明が真っ赤に染まるので、情熱的で運命的で、アチラの世界かのような異様な空間だった…舞台上センターに階段があるんだけど、お互いに肩や腕、足を掴んで引き止めている様がさ、アチラへ行きたい行かせたくない、っていうせめぎ合いをしていたのも印象的だった…。

いや、全部が全部印象的だったんだけども……。コンテで何度かする動きがに、2人が向かい合って手と額が触れ合いそうな距離で背中を丸くして真上に飛んでるのもすごい印象的で出会えた喜び表してるのかな…とか、むしろダイブしてんじゃないのか…とか考えちゃうし、ボレロの最後のタララーン!タラララランッって締めでバタンッと2人して勢いよく倒れるんだけど、倒れ方と姿勢がまったく一緒で。

あと体幹お化け〜〜〜〜!!!とかね。急にIQ2になってしまった。いや礼生さんの体幹がやべぇのはチア男子から知ってたけど、改めて体幹やべぇって思ったんよ笑

 

あれ。…………礼生さんと壮太郎さんの倒れ方と姿勢が一緒ってことはもしかしたら、これは来世の君と僕じゃなくて僕の中にいる、意識と無意識みたいな似て非なる同一のナニかかもしれない可能性が出てきたのでは……???

妄想楽しい😂

 

 曲ごとの感想とか小ネタとか色々

・B'z「Love Phantom

冒頭でも言ったけど、この始まりの1曲だけでチケ代分の価値がある。ねずみさんがスポット浴びて若手の後ろから登場するところの他に、わたしが好きなところがあるんだけど、2番終わりの間奏でギターソロがあるところ(分数だと3:25ぐらい)で、∧←この形のフォーメーションになってランダムでターンしていくところなんだ(伝われ)。説明できないけど、なんか好き。エモさでいうと、たぶんこの曲で、ねずみさん礼生さん至法くんそーたろーくんで踊るところが、若手初期メンツ〜〜〜〜!!!!ってなるよね!!わたし星屑バンプ再再演からなので、やっぱりなんか滾るよね……。星屑初演のメンツでさぁ、なんかわたしが観たことのない星屑初演がそこにあるような感じがしてすーごい嬉しかった。

 

タック&パティ「High Heel Blues」

哲学者扮する若者たちが集う時の曲なんだけど、みんなで体で対話というか世間話でもしてる感じの気軽な雰囲気の中、フロイトくんが百合だったかな?を片手にふわふわしながらやってきて、みんなと合流しようとするんだろうけど、みんなからお前ふざけんな!って仲間外れにされてなんだよもー、みたいな感じ。

 

踊り終わって哲学者たちの思想とか名言とかを山盛り盛り込んだコメディパートが始まるんだけど。可愛いところを羅列すると、脚立の下に潜り込んで「暴力反対!」ってちんまりしてるフロイトくんとか。一番はじめに来たけど緊張で出るタイミング分からなくなって、肉まんとお茶持ってずっとトイレに引き篭もった新人くんに対して「なに遅刻してんだよ!」とイキるフロイトくんとか。無神論実存主義の新人サルトルくんが”人間は自らの行動の中で、自らを定義する”理論(?)で「俺が仲間になってやるよォ!嬉しいだろ?!喜べよ!!」って銃をバンバンするから、先輩たちは机で要塞作って「とりあえず落ち着けよ、な?」って諭そうとしたりするんだけど、サルトルの銃が弾切れになった瞬間に「おうおうおう、生意気だぞお前〜」ってオラオラするけど、新人くんがまたナイフ取り出すから慌てて要塞に逆戻りする先輩たちとかネタがベタベタすぎるのとか。15日マチネで投げたナイフが先輩に当たって倒れて心臓マッサージ始めたアドリブとか。「じゃあお前らは嘘ついたことないのかよ!?」って怒ったフロイトくんがみんなの顔をジッと見つめていくんだけど、そのときにそーたろーカントくんや至法ダーウィンの頬に手を添えて、そっぽを向こうとする顔をゆっくり自分の方に向けさせたりとか。カントくんが黒板に集合!って呼び掛けたら遅刻常習犯のフロイトくんが人を押しのけていの一番に黒板前に行ってカントくんに「ち、近い……」って言われるとか。カントくんの認識論(だったかな?)で「人が何かを認識するには時間と空間が作用する」に合わせて黒板でドラえもん書き始めて、ふざけんな!ってダーウィンに怒られたりとか。フロイトくんに出戻りのくせにってボソリと言われたダーウィンが「それはやめて?」って声は優しめなんだけど気まずさというか必死さを感じる掛け合いとか。

 

キリがなくなってしまうぐらいにいろんな可愛いとかネタとかパンパンに詰め込まれてて、どうメモ残せばいいのか分からないよドラえも〜ん!映像くださーーーーーい!!!!

 

 

竹原ピストル「RAIN」

ねずみさんが再び登場するときの曲なんだけど、雷がドンピシャ鳴って「どうもウーバーイーツです」ってねずみさんが扉を開けて、イントロがデッデッデッデッデッデッ、って始まって空気感がいっきに変わるんだよな……それまで若手のみの小ネタでゲラゲラ笑っていたのに、空気が一気に引き締まってさ、ねずみさんの低くした力強い声で「土足でお邪魔してもいいかい?」って歌い始めるのが、有無を言わせない感じでめちゃ強で最高ですね。

 

「じゃあ例えば 今 君の前にいるぼくは 人生で一体 何色目のぼくなんだろう」でねずみさんが指折り数えてるんだけど、礼生さんも思い返すように数えていて。わたしからみた礼生さんは微かにキラキラしている透明なんだよね。とくに幸せそうなお顔で踊っているとき。すごい優しい光が君の周りに浮かんで輝いているよぉ…!礼生さん頭の回転早いし、すごい色々考えて考えて考えて行動して努力できる人だと思っているんだけど、そういう瞬間はただただ踊るのが楽しくて舞台上にいるのが幸せでたまらないって顔してるんだよね。だから透明なんです。たくさんの色が重なって白くなっていく光の三原色的なね。好きです。

 

「ぼくはぼくなりに必死にあちこちを訪ねて回ってはみたけど」で飾りの前輪とハンドルしかないバイクを押して、リズムに合わせてテテテテテテ♪って細かく足を動かして進むねずみさんが可愛らしくてしょうがない。あと、「どんなに大きなカサを用意しても」で全員が全員違う色を持って、くるくる回したり肩に預けて空を仰ぎ見たりしてるんだけど、最終的に傘を差さずに雨を浴びているそーたろーくん最高です。それでこそ そーたろーくん。

 

山下達郎「アトムの子」

はいかわいい〜〜〜〜〜〜〜〜👏👏👏👏👏👏👏👏👏

礼生さんのお顔がきゅるきゅるでな、ぺかーっと笑っててな、かわええんじゃ。みんなでパンチしてるのもコミカルでキュートだし、Aメロ×2→間奏後の「Oh Boy」でおしくらまんじゅうみたいに全員で背中合わせに腕組んで、輪っか作って回るんだけど、足首のクネクネだけで回るからさ、必然的にお尻をふりふりしてるわけよ。かわええんじゃああぁぁ〜〜〜〜!!

 

それでさ、この曲が終わってテンションブチ上がってる若者たちがお互いの名前を陽気に呼んでくんだけど、

ねずみさん「待って待って?!お前らなんて言ったの?」

若者たち「「「アトムだぁ!!٩( ᐛ )و 」」」

ね「違うよその後!」

若「ソクラテスー!プラトーンダーウィン!デカルt」

ね「お前らやばくねぇ?」

って感じで全員の名前弄りが始まるんだけど、15日マチソワはカント扮するそーたろーの弄りが

ね「コントって5回言ってみて」

そ「コントコントコントコントコントォ!」

ね「あんたの名前は?」

そ「コント!…………ってまた親父ギャグかいっ!」

若「(うわぁ……ひっかかるのかよ……さむ…まじかぁ…)」的な雰囲気

フロイト扮する礼生さん「(めっちゃうけてる)」

だったのに、16日マチネは

そ「コントコントコントコントコントォ!」

ね「……………(無言でセンターから立ち去る)」

ねずみさん以外「wwwwwwwwwwww(声に出ない笑い)」

ってボケもノリツッコミもどっちもさせてもらえなくて、そーたろーが(え?!えーーー??!)ってなって1人上手にいた礼生さんに慰めてもらったり、しゃがみ込んだりしてめちゃくちゃ落ち込んでたのが最高に面白くて、舞台上も会場全体も笑いを引きずってしまって本当にやばい面白かった。書いてる今もニヤニヤできるぐらいには最高だった。

 

この後、親父ギャグとかにやたらとうけてるフロイトくんに、ねずみさんが「君仲良くなれそう!そういえば名前は?」って聞くから、目立ちたがりかっこつけの礼生さんが顔を覗かせて、15日ソワレでは、上体を反らせて着ているジャケットをバッ!!と脱ぐんだけど、マイクにぶち当たったのかボタンが大変なことになったのか、バチィッ!みたいな音が鳴っちゃって(あ、やべ、)みたいな感じになって、ちょっと慌てたのも最高だったね!!

 

・郭秀男&馬蘭吟唱隊「勞動歌」

IQ2のところで書いた”礼生さんのダンスに柔らかさを感じた”のがこの曲ですね。自分でもなんて言って良いかわからないんですけど、空気を抱いているような感じというか……。うん。で、この曲で後ろにオリメンさんたちの過去の映像が流れるんだけど、本当にエモすぎる。

時系列忘れちゃったけど、アトムの子前にねずみさんが「あーーーなんでこんな奴らオーディションして一緒にやろうと思ったんだろ」みたいな自虐?他虐?メタネタをしてて、(ここから全てニュアンスで)デモクリトスの原子論から、「人間は60兆個もの細胞でできていて、細胞は分子、そして分割不可能な無数の物質、原子”アトム”であると。ぼくたちはただ唯一で何者でもないアトムであると!」「何者でもない僕らが今ここにいるということ」「僕がいて君がいる!君がいて僕がいる!」と。そして「仲間になりたかったのは、ぼく達の方だ」とねずみさんが叫ぶんですよ。何者でもなかったオリメンさんたちが出会って何かを成して、何者でもなかった若者たちと出会って、必然か偶然か、今こうして一緒になにかを成そうとしていて。過去と今と未来が交差して、それが映像でさらに増長されて胸がいっぱいになったよね。こうしてconvoyに出会えたことにありがとうという気持ちしかない。

 

萩原健一「自由に歩いて愛して」

この曲の後かな???(違う気がしてきた)それまでたぶん外では雨が降り続いていて雷も落ちるぐらいの荒れていた天気なんだけど。ねずみさんに「詩を読め!!」って、詩集やらを大きな宝箱からそれぞれ手に取って、頁を開くんだ。そしていちばん初めに語られるのが(たぶん)ワーズワース「The RAINBOW」の和訳された詩、「虹」だと予想しているんだけど、そこでたぶん詩を読んだことにより、若者たちの人生観とかが変わったのかもしれなくて、雨が降っていた世界が晴れて、虹が架かったんじゃないかと、4日経った今、お風呂に入っているときに思ってなんて素晴らしい流れなんだと感動してしまった。

 

その前の「RAIN」でたぶん最後の方に一度雨は弱まってると思うんだけど、それはねずみさんという道標というかが示されたからかな。地面は雨で泥でぐちゃぐちゃでひどい有様だけど、厚い雲の間から光が数本伸びているような世界観。そこからWhy?の会で討論して何か答えをなんとなく感じたのか、完全に雨があがって虹がかかる。と考えれば、この「虹」を語るオビくんが、タップダンスだからこそ余計に水溜りで遊んでいるような描写にも見えてくるんだよな。最高かな。最高だな。

 

Take6「I've Got Life」

オビくんの「虹」から続いてこの曲に繋がるんですけど、タップする曲です。わたしconvoyでのタップダンス観るまで、タップダンスよく分かんなかったんですよ。カッコ良さとか。すごいんだろうけどよく分からんし他のダンスに比べて魅せ場とかよく分からんし。とね、思っていた時期もありました。ええ。convoyのタップ最高にかっこいいし楽しいよね。そう、楽しいんですよ。手拍子とかできるし、Fuuuuuuu!!!!ってできるし(今はできないけど)。なのでタップの魅力がちょっぴり分かった私。最近実写映画化されたCATSでの推しは鉄道猫です(笑)レールの上でタップしてるんだよ〜え〜好き!ってなって、それもこれもconvoyでタップの魅力を知ったからだな〜と思っていたわけよ。そしたらWhy?の会でCATSの話題少し出てさ、以心伝心……?とか思っちゃったよね(笑)礼生さんエーステでも猫やったし、猫の動作完璧でしたね!!!!

 

それと、終盤で横一列に並んで、順番に技披露みたいなのしてくんだけど、15日のソワレで折り返し2番目だった山野くんが披露して、終わりで3番目(覚えてなくてごめんよ)の方にバトンタッチか!ってところでタタンッ、って何かしたかったのかうっかり鳴らしてしまったのか、中途半端にタップしちゃって、3番目の方は構わずタップしていくんだけど、その隣で落ち込むというかやってしまったー!って感じでうろうろして1番目の方に肩叩かれたりしてて、このすげぇやべぇ新人くんも可愛いところあるやんけ、ってなんかちょっとホッとした(笑)16日マチネの換気タイムのところで噛んで「噛んでないですよ〜ぜんっぜん噛んでないですよ〜噛んでませんったら」って言ってるのもかわええやんけ!!!ってなった。いいよいいよ。そういう隙、出してこ!笑

これも15日ソワレだったかな?横一列のところでねずみさんが折り返し3番目か4番目なんだけど、前の子はタカタカタッタカ技披露するんだけど、ねずみさんがタンッ!と一音で。15日マチネはねずみさんの次の子は気にせず踏んでたんだけど、ソワレ(?)はねずみさんの次から全員タンッ!て一音で、お前も?!お前もかよ?!みたいな雰囲気で最後まで行っちゃって、だめだだめだ〜って雰囲気になってたの面白かったな。笑

 

Maurice Ravelボレロ

すでに存分に語っているので省略。ボレロやべぇよな(無限ループ)

 

ボブ・ディラン「Blowin' In the Wind」

バーンズくんの語り、英語だし、わたし繰り返される「Browin' In the Wind」しか聞き取れんかったよ…(微笑み) 至法くんがアコギ、ねずみさんがウクレレ、オビくんがマラカス、山野くんが鍵盤ハーモニカ弾いてたんだけど、あのときだけあそこは、日曜日のアメリカの、近くにカフェとか公園とかが近くにある広場だった。てか山野くんもしかしてピアノとか弾けちゃう系男子か????多才かよとんでもねぇ新人だな?!

 

RADWIMPS「正解」

みんな言ってるけど歌詞の

”並んで歩けど どこかで追い続けていた 君の背中

明日からは もうそこにはない”

を下手から礼生さんそーたろー至法くんで並んで歌ってるんだけど「並んで歩けど どこかで追い続けていた 君の背中」のところ、そーたろーと至法くんはまっすぐ前を向いて歌っているんだけど、礼生さんだけ、2人の方を向いて歌ってるんだよね。めちゃくちゃ優しい顔してさぁ……。そうなのか。君は2人の、そして今そこには居ないけど、convoy若手のみんなの背中を追っていたりするのか、今でも、一緒に切磋琢磨して一緒に成長してきて、それでも追いかけて。ずっと観続けたい…。

 

玉置浩二「カリント工場の煙突の上に」

絵画であり宗教画かな????と思ったよね。あのジェンダーレスな感じのロング丈の白いシャツを綺麗に着こなせる男たち……。素肌の上に直で着てダンスしてるから、ときどきチラリズムしてるんだけど、その美しさといったら……!!!!この曲で幸せそうな透明な礼生さんとか無な礼生さんとかがむしゃらな感じの礼生さんとか幸せそうな透明な礼生さんが拝めるんだけど、そんな表情で腹筋とか背筋を見てしまったら、背徳感というかさ、シャツも長袖で肌が見えないようになってる中でそういうのを見てしまったら神聖な者の神聖な行為を見てしまった感じ……?すんげーの。なんかもう尊い。礼生さんの幸せそうな顔見てるだけで浄化されて世界に平和が訪れるんだわ。(IQ2)

そんな彼らが最後にさ、センターに集まって、幕も彼らがぎゅっと集まっているサイズに閉められるからさ、あれはキャンパスなんだよね。Why?の会でここは人間にとってはガラクタの倉庫かもしれないが、ここに住んでいるブラザーサン(猫)シスタームーン(猫)にとってもガラクタの倉庫なのか?という問いかけへの討論の最後に、「視点を変えれば世界は変わる」「ほら!ほら!」ってねずみさんが何も描かれていない額縁だけを持ってきて世界をキャンパスに収めるんだけど、それと重なって、幕が額縁になるから、彼らは絵画だし宗教画なんだよね……。それとシャツの胸の部分がステンドグラスみたいだから、教会に飾られてる感じもするし。

 

あと全然本人のエピソードと関係ないだろうけど、歌詞に「僕が今でも泳げないわけは 川で溺れたあいつのせいさ」がさ、礼生さん泳げないからさ、この曲の寂寥感と重なって悲しい気持ちになってしまうよな……いや関係ないだろうけど、え…?って一瞬なっちゃったよね!というか、礼生さん含むみんなの曲への感情の込め方とか身体表現の上手さで、カリント工場の煙突の上にの世界に飛び込んでしまうんだよな。そうなのよ、この曲の寂寥感と何かに縋り付きたいかのような必死な感じの表現とは反対にとてもとても幸せそうな顔がさ、力強くありながらもセピア色の物悲しさもあって、この風景は忘れられないな、と思った。

他だと「風に揺れる万国旗を見ながら」のそーたろーの風に揺れる万国旗を指差してる振りが好きです。

 

 

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うん。とりあえず全然書ききれないし、自分の中でもまとまってないこと多すぎるので、一度閉幕。思いついたりまとまりしだい何かしらメモがわりに書く。と思う。